LIVゴルフの将来を巡る資金不安の報道が広がる中、スコット・オニールCEOが「運営は計画通り継続している」と否定したと、米CNNなど複数の海外メディアが報じた。
報道によると、サウジアラビアの政府系ファンド『PIF』が、LIVゴルフへの資金提供の打ち切りを検討しているとの見方が浮上。SNS上でもリーグの将来を不安視する声が広がっていた。
こうした状況を受け、オニールCEOは従業員に向けた書簡で「LIVゴルフの資金と運営は計画通り続いている」と強調。「メディアでは憶測が飛び交っているが、我々の現実はコース上での取り組みによって形づくられている」として、組織の現状に自信を示したという。
さらに、「新興リーグは常にプレッシャーにさらされるものだが、我々はそれに応えてきた。これからも最高のショーを提供する」とし、今後も事業を継続していく姿勢を明確にしたと伝えられている。
LIVゴルフは2022年に約4億ドル(約634億円)の初期投資を受けて発足。巨額の賞金を武器に、フィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソン、ブライソン・デシャンボー(いずれも米国)、ジョン・ラーム(スペイン)らトップ選手を引き抜き、PGAツアーに対抗する新リーグとして注目を集めてきた。
一方で、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルや英フィナンシャル・タイムズなどは、PIF内部で資金戦略の見直しが検討されている可能性を報道。中東情勢や原油市場の変動が背景にあるとの指摘もある。
選手の動きにも変化が見られ、ブルックス・ケプカ(米国)がPGAツアー復帰を決断したほか、パトリック・リード(米国)も将来的な復帰を視野に入れている。
現在、LIVゴルフは2026年シーズンの大会を継続中。ニューヨーク本部での緊急会議が報じられる中でも、現場では通常通り大会運営が進められているという。
また、LIVゴルフ側は収益面についても前年を上回るペースで推移していると説明。スポンサー収入やグッズ売り上げが伸び、チケット販売も前年比で129%増となっていると報じられている。
資金不安の憶測が広がる中でも、LIVゴルフは前進を強調する姿勢を崩していない。
