<オーストリア・アルペン・オープン 最終日◇31日◇キッツビュール・シュヴァルツゼーGC(オーストリア)◇6822ヤード・パー70>
DPワールド(欧州)ツアーの最終ラウンドが行われ、単独首位から出た金子駆大(こうた)が5バーディ・2ボギーの「67」のプレーでトータル18アンダーまで伸ばし、欧州ツアー初優勝を飾った。
1打リードの首位で最終日最終組入り。3番でボギーが先行し、前半をイーブンパーで折り返した。
10番パー5で2打目をグリーン脇まで運び、3打目を寄せてバーディ。12番、13番パー3と連続バーディを奪い、再び一歩リードした。
ここで雷雲接近により1時間10分の中断。再開後の15番ではボギーを叩いたが、直後16番パー3でチップインバーディを奪い、これが勝利を手繰り寄せる一打になった。最終18番パー3ではティショットが奥のスプリンクラーに大きく跳ねたが、アプローチを寄せて60センチのウイニングパットを丁寧に沈めて、力強くガッツポーズした。
ホールアウト後には笑顔。「本当に信じられない気持ち。まさか優勝できると思っていなかったです。(16番アプローチは)打った瞬間は強いと思いました。たくさんのギャラリーと温かい声援がすごく自分の力になりました」と喜びを表現した。
2003年生まれで、ルネサンス豊田高3年時に受験したプロテストで一発合格。25年「関西オープン」で初優勝を飾り、同年2勝を挙げて賞金王に輝いた。今季はその資格で欧州ツアーに参戦。ルーキーイヤーでこれが12試合目だった。
日本勢の欧州ツアー制覇は青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也、中島啓太、桂川有人に続き、7人目の快挙となった。
2打差の2位タイにデイビス・ブライアント(米国)とリカルド・ゴウベイア(ポーランド)が並んだ。
桂川有人は「64」、星野陸也は「65」と伸ばし、ともにトータル10アンダー・26位タイで終えた。
