そしてドライバーに関しては、今季ワーストスコアの「78」を叩いた初日も14ホール中12ホールでフェアウェイをヒット。その率は85.7%と安定感があった。2日目も78.5%をマークし、フェアウェイで過ごす時間は今週も多かった。
2メートルのバーディパットを外した2日目の14番を、渋野は「後につながらなかった」と流れをつかみ損ねたキーホールに挙げる。そして「アイアン、ウェッジはスピンコントロールがまったくできていない。これから練習しないといけないかな」と、反省の言葉を並べた。しかし初日の全体平均ストロークが72.7500に対し、2日目は73.5648と悪化したなか、この日わずか33人だったアンダーパーを記録したのも事実だ。
今週で「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」からの連戦は7となっていた。急きょ休みとなった土日にしっかりと疲れを抜き、続く「樋口久子 三菱電機レディス」で再び上位争いをしてもなんら不思議ではない。