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あと一歩で戴冠を逃してきた菊地絵理香の悲願成就は? 世界4位ユ・ソヨンも日本タイトル獲得へ着々【最終日展望】

あと一歩で戴冠を逃してきた菊地絵理香の悲願成就は? 世界4位ユ・ソヨンも日本タイトル獲得へ着々【最終日展望】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年9月30日 08時32分

菊地絵理香は悲願成就なるか?
菊地絵理香は悲願成就なるか? (撮影:村上航)
<日本女子オープンゴルフ選手権 最終日◇30日◇千葉カントリークラブ野田コース(6,677ヤード・パー72)>

「日本女子オープン」はいよいよ最終日。台風接近の影響で、第1組のスタート時間が当初の予定より2時間前倒しの7時25分となるなど、厳戒態勢のなか最後の一日が始まった。

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最終組でスタートするのはトータル10アンダーで首位の菊地絵理香と、ユ・ソヨン(韓国)、1打差・3位のフェービー・ヤオ(台湾)。7バーディ・2ボギーの「67」と、2日目のベストスコアをマークし首位の座を捉えた菊地は、これまでに今大会で2度の2位に終わるなど、好成績を残しながらも戴冠まではあと一歩及ばなかった。本人も、これまでの戦いについて「鮮明に覚えています」と悔しい思いを忘れてはいない。再び訪れた大チャンスに「神経質にならず、いい意味で鈍感にいくことが大事かなと思います」と、気負わないラウンドをビッグタイトル獲得へのポイントに挙げた。

現在世界ランキング4位のソヨンも、“下馬評通り”といえる活躍でここまでの戦いをけん引してきた。「この大会で優勝できたら名誉なこと。1打1打、1ホール1ホール集中して、余計なことは考えずプレーしたい」と、日本のナショナルオープンでの優勝に向かいスタートする。フェービーは「明日はもっとピンを攻められるように頑張りたい」とこちらも強い意気込みを示す。大きな注目を集めながらのラウンドが続く。

その一組前でスタートするのが3連覇を狙う畑岡奈紗だ。トップと2打差の4位と、しっかりと優勝圏内で最終日を迎えた19歳は、「最終組でないことで少しはプレッシャーが軽減される」と自らの優位について話した。大会中にはショット、パットへの不安を口にしてきたが、それでもこの位置にいるのはさすがといったところ。トップでゴールテープを切ることはできるか?

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