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名門高校のラストシーズンに全国大会で奇跡の個人優勝をつかんだ男【高校ゴルフ部監督回顧録】
名門高校のラストシーズンに全国大会で奇跡の個人優勝をつかんだ男【高校ゴルフ部監督回顧録】
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2022年3月2日 06時00分
■飛距離に勝るパッティング力を磨いた関将太
パーオン率の高い関なら6、7メートルの距離を沈める確率が上がれば、バーディを奪う確率も高くなると考えたのだ。もちろん、簡単に入る距離ではないが素直に石井氏の指示にしたがったという。
同校では毎朝7時から部員全員が参加する早朝練習を行っていたが、関は朝の5時に登校し、校庭にある人工芝のパッティング練習場でひたすらボールを転がし続けた。それ以外でもなるべくパッティングの練習をするための時間をつくるようにしたことで、徐々にパッティングの精度が上がっていった。
同校ゴルフ部にとって有終の美を飾った関は、高校卒業後、東北福祉大に進みゴルフ部キャプテンとして活躍。大学4年時の団体戦、「信夫杯」では、決めれば優勝という5メートルのバーディパットを沈めて優勝に導いたのも高校時代の練習の賜物だろう。2019年にプロ転向をして、プロデビュー戦の20年の日本オープンは21位タイフィニッシュ。プロとしてまだ歩み始めたばかりだが、“水城魂”を胸にレギュラーツアーを目指して日夜レベルアップに励んでいる。
「私が思う天才とは、ゴルフが大好きで何としてでも上手くなりたいという気持ちが強い子です。その意味では関も例外ではありませんでした」。
片山晋呉、宮本勝昌、横田真一、市原建彦、永野竜太郎、佐藤太平、星野陸也…各年代で多くのツアープロを輩出してきた石井氏。努力をしてこそ才能を開花させるものだという。
パーオン率の高い関なら6、7メートルの距離を沈める確率が上がれば、バーディを奪う確率も高くなると考えたのだ。もちろん、簡単に入る距離ではないが素直に石井氏の指示にしたがったという。
同校では毎朝7時から部員全員が参加する早朝練習を行っていたが、関は朝の5時に登校し、校庭にある人工芝のパッティング練習場でひたすらボールを転がし続けた。それ以外でもなるべくパッティングの練習をするための時間をつくるようにしたことで、徐々にパッティングの精度が上がっていった。
同校ゴルフ部にとって有終の美を飾った関は、高校卒業後、東北福祉大に進みゴルフ部キャプテンとして活躍。大学4年時の団体戦、「信夫杯」では、決めれば優勝という5メートルのバーディパットを沈めて優勝に導いたのも高校時代の練習の賜物だろう。2019年にプロ転向をして、プロデビュー戦の20年の日本オープンは21位タイフィニッシュ。プロとしてまだ歩み始めたばかりだが、“水城魂”を胸にレギュラーツアーを目指して日夜レベルアップに励んでいる。
「私が思う天才とは、ゴルフが大好きで何としてでも上手くなりたいという気持ちが強い子です。その意味では関も例外ではありませんでした」。
片山晋呉、宮本勝昌、横田真一、市原建彦、永野竜太郎、佐藤太平、星野陸也…各年代で多くのツアープロを輩出してきた石井氏。努力をしてこそ才能を開花させるものだという。