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ヨーロピアンツアー(European Tour)。日本人プロが活躍!

「欧州ツアーは甘くない」武藤俊憲が感じた日本ツアーとの違いとは?

「欧州ツアーは甘くない」武藤俊憲が感じた日本ツアーとの違いとは?

配信日時:2016年5月9日 07時10分

欧州ツアーの洗礼も糧にすると語った武藤
欧州ツアーの洗礼も糧にすると語った武藤 (撮影:ALBA)
<ハッサンII世トロフィ 最終日◇8日◇ロイヤル・ゴルフ・ダール・エス・サラム レッドコース>

 モロッコの首都・ラバトを舞台に開催されている欧州男子ツアー『ハッサンII世トロフィ2016』を71位タイで終えた武藤俊憲。「これだけタフなコンディションは日本ではそうはない」という厳しいコンディション、コース設定の中で4日間戦い抜いた。

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 読めないグリーン、刻一刻と変化する風、そして最終日は大粒の雨が加わるというタフな状況。2日目、3日目ともオーバーパーで「最終日そこはアンダーパーで回りたい」と意気込みを見せていたが、この日もスタートホールの1番から「まだ風がわかっていないなかでゴルフをしていた」と不安を持ちながらプレーに入ると、2番パー3のティショットはグリーンエッジから約30ヤードショートするというショットメーカーの武藤にしては“ありえない”1打に。

 「2番でおかしいなと思ったのですが…途中からスイングが壊れてしまった。ドライバーにしろ、アイアンにしろボールを拾えていない」とバーディチャンスが生まれる状況ではなく“まさかの79”でトータル13オーバー。ホールアウト後は「ヨーロッパツアーは甘くない。本当にタフで日本と違う難しさがある」と悔しさを口にした。

 今週火曜の練習ラウンドでは「日本のコースに近い。関西のコースをフラットにしたようなイメージで違和感はない」と語っていたが、試合に入るとコースの様相は別物に。「18ホールすべて読みづらい位置にカップを切るのは日本にはない“イジワルさ”」「フェアウェイが1日ごとに硬くなってきて状況が変わる」と日を追うごとに欧州ツアーの洗礼を受け、最終日も大雨にも関わらず、“水が浮かず、止まらないグリーン”に苦戦を強いられた。

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