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松山英樹の4勝目に垣間見た「運・不運」【舩越園子コラム】

松山英樹の4勝目に垣間見た「運・不運」【舩越園子コラム】

配信日時:2017年2月6日 12時45分

それをあえて「不運」と呼ぶとすれば、松山のその不運が、もはや自力では何もコントロールできずにひたすら運命を待っていたシンプソンに戦うチャンスをもたらしたことになった。

そう、あのとき「松山の不運」は「シンプソンの幸運」になった。18番グリーン上で思わず天を仰いだ松山。プレーオフ突入の知らせを聞いて、目に輝きを増したシンプソン。2人の姿は対照的だった。

そしてプレーオフは、なかなか決着がつかず、1ホール目の18番も2ホール目の18番も、ともにパー。冒頭の「運と不運は同量」の話を思い浮かべたのは、その次のプレーオフ3ホール目となった10番の展開を眺めたときだった。

松山もシンプソンもティショットを右のフェアウェイバンカーに入れた。先に打ったシンプソンはピン上5メートルを見事にとらえ、松山の2打目はグリーン奥のカラーへ。「ハー」と荒い息遣い。獲物を追うような鋭い視線。パターを握った第3打は、しかしカップには寄らず、1メートル以上を残した。

次はパットには定評のあるシンプソンのバーディパット。決めればシンプソンの逆転優勝。そのとき松山は何を思ったか。「まあ、決めるんなら決めてくれと思った」

潔い。最高に潔いではないか。シンプソンのバーディパットを自分がコントロールできるわけではない。もはや運命を待つだけ。それは松山の72ホール目の結果を待っていたシンプソンとそっくりの状況だった。

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