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ドラコンプロ山崎泰宏は、なぜ“死なず”に済んだのか? 発症当日の『運と不運』【心筋梗塞からのフルスイング】

ドラコンプロ山崎泰宏は、なぜ“死なず”に済んだのか? 発症当日の『運と不運』【心筋梗塞からのフルスイング】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年3月16日 18時09分

このとき、もし濱田医師が病院から休暇を得て旅行にでも行っていたら、山崎はさらに遠い他の病院に搬送されていたかもしれないことを思うと、『運』が良かった。

後に詳しく述べるが、濱田医師が執刀した手術は成功し、山崎は一命を取り留めた。難しい手術だっただけに、これが『運』が良かったのかと言えば、彼のカテーテルを使った医療技術に関しては「それは(他の医師でも)大差はないと思います」と濱田医師は控えめにいう。しかし、今回の心筋梗塞によって、簡単に言うとそれまで持っていた心臓の動きが半分くらいになってしまった山崎が、またドラコンプロとして復帰を果たせたのは、担当医が濱田医師であったという『運』が大きく作用したのは間違いないだろう。

「入院中に寝てるときに、何かの気配でふと目が覚めると濱田先生がいて、『あ。ごめん。起こしちゃった』と言うんです。見ると私服で、『非番だけど子供と買い物に出たついでに寄ってみた』と。おそらく、僕は入院している52日間、ほぼ毎日、先生の顔を見たような気がします」

担当医を選べない患者の真の意味での快復は、情熱をもって患者と向き合ってくれる医師と出会えるか出会えないかの『運』によっても大きく左右されることになる。

そんな濱田医師に山崎は、退院したらまたドラコンプロとして復活したい、それでなければ自分は生きている意味がないのだと自からの望みを語ったという。その望みを叶えるために濱田医師は理学療法士らとともに、最終的にゴルフができるようになることを想定したリハビリのプログラムを組み、それを1カ月かけて山崎にやってもらい、数値的にも納得を持てたうえで退院をしてもらったという。

濱田医師は、「心筋梗塞で亡くなる方はたくさんいらっしゃいますし、山崎さんよりもお若い方でも亡くなった方を僕は何人も見ている。だから山崎さんが助かったのはラッキーな面もあったと思う。だから、強い体に産んでくれた親に感謝してくださいと彼には言いました」。

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