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今年の和白でスコアが出たのはグリーンに理由あり 飛ばし屋・渡邉彩香はパターも一級品【辻にぃ見聞】
今年の和白でスコアが出たのはグリーンに理由あり 飛ばし屋・渡邉彩香はパターも一級品【辻にぃ見聞】
配信日時: 2022年5月17日 08時33分
特にスエーに関して今大会でも意識が見て取れたという。「打つ前のルーティンのなかに左に流れず、腰を切る動きを確認していました。体が突っ込まずに打てていた理由だと思います」と準備からスイングのイメージができあがっていた。
また、こんな部分にうまさも。「渡邉さんと言えばドライバーを力強くインパクトするイメージがありますが、ウェッジではバチンと入れることなく程よく柔らかく打ってスピンコントロールしていました。だから、柔めのグリーンで戻りすぎることもないですし、縦距離も合っていましたね」。まさに柔よく剛を制すといったところか。
■出球を管理する練習と道具選び
ウェッジ以上に「ドライバーの飛距離と同じくらい渡邉さんのストロングポイント」として辻村氏が挙げるのがパッティング。パーオンホールの平均パット数は2勝を挙げた15年は12位となるなど常にトップ10に近い数字。今年は7位(1.7727)とさらに良化している。
「特に渡邉さんの良いところは出球を管理できているところです。ショットではフック気味に握りますが、パッティングでは両手を合掌のように手のひらをスクエアに握っています。だからフェース面の管理ができていて打ち出したい方向に打てています。道具選びにもそれは表れていて、センターシャフトのトラスを使うことでフェースローテーションを最小限に抑えています」
出球管理のために練習にも一工夫。「4メートルほどのゴム紐を張って、線に打ち出す練習を福岡でも行っていました。線に対してのアライメント、目線を徹底して確認していましたね。そういった基本的な部分ができているからこそのスタッツでしょう」と解説した。
プレーオフにピリオドを打ったバーディパットは15メートル。幸運も重なったが、打ち出し、転がりが良かったからこそカップに収まったのは言うまでもない。
また、こんな部分にうまさも。「渡邉さんと言えばドライバーを力強くインパクトするイメージがありますが、ウェッジではバチンと入れることなく程よく柔らかく打ってスピンコントロールしていました。だから、柔めのグリーンで戻りすぎることもないですし、縦距離も合っていましたね」。まさに柔よく剛を制すといったところか。
■出球を管理する練習と道具選び
ウェッジ以上に「ドライバーの飛距離と同じくらい渡邉さんのストロングポイント」として辻村氏が挙げるのがパッティング。パーオンホールの平均パット数は2勝を挙げた15年は12位となるなど常にトップ10に近い数字。今年は7位(1.7727)とさらに良化している。
「特に渡邉さんの良いところは出球を管理できているところです。ショットではフック気味に握りますが、パッティングでは両手を合掌のように手のひらをスクエアに握っています。だからフェース面の管理ができていて打ち出したい方向に打てています。道具選びにもそれは表れていて、センターシャフトのトラスを使うことでフェースローテーションを最小限に抑えています」
出球管理のために練習にも一工夫。「4メートルほどのゴム紐を張って、線に打ち出す練習を福岡でも行っていました。線に対してのアライメント、目線を徹底して確認していましたね。そういった基本的な部分ができているからこそのスタッツでしょう」と解説した。
プレーオフにピリオドを打ったバーディパットは15メートル。幸運も重なったが、打ち出し、転がりが良かったからこそカップに収まったのは言うまでもない。