それで初日をアンダーパーで回ってきた脇元が芹澤にお礼をいうシーンにつながる。続いて西山と脇元が同組だった3日目のラウンド終了後に、何を伝えたのかも聞いてみた。「アイアンはいいんだけど、ドライバーで左股関節が下がっていた。最近は“地面反力”が流行っているからみんな沈みたがる。右も一緒に下がれば良いんだけど、左だけが下がるからインパクトでは右股関節が下がって逆C字になる。そこを直したらと伝えました。もし今度、西山と回ったら20ヤードは置いていかれるでしょうね」
第3ラウンドを見ていた感じでは、西山のほうが脇元よりも前に飛んでいた。脇元は5番ホールではドライバーを左に引っかけてOBからダブルボギー、6番パー3を挟んで続く7番ホールでは右の林に入れてボギーを打っていた。それを見ていた芹澤は、ラウンド後にアドバイスせずにはいられなかったのだ。
「女子の会場に来たときは、スイングを見て勉強している」という芹澤に、スイングがいいと思う女子プロについても聞いてみた。「古江彩佳さんのスイングはすごくいい。クラブをインサイド気味に上げておいて、弓のようにパーンと打っていく。肩から肩が左右対称に振れていて、左サイドの締まりもある。それから小祝さくらさんもいいね」と教えてくれた。
脇元は直近の3試合は予選落ち。今大会では芹澤のアドバイスもあって、4試合ぶりの予選通過を果たした。このあとの試合で脇元の飛距離や成績がどうなっていくのか、気になるところだ。
