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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】女子ツアーネット中継の行方と現状

【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】女子ツアーネット中継の行方と現状

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年2月27日 07時46分

高原祥有大会運営委員長(CCCマーケティング取締役)とトーナメントプロデューサー(博報堂DYメディアパートナーズ)の佐草伸吾氏の2人は、ネット中継についてこんな風に語る。「実は、金曜日の昼間が一番、視聴率が高いんです。仕事で移動中の電車の中や、会社でこっそり見ている方がいるんじゃないでしょうか(笑)。ゴルフは知識欲のスポーツ。よりマニアックなものを放送したいと思っています。ゴルフ場に来られない人が、ファンとの距離を縮められるように」(高原氏)。「よりたくさんのホール、たくさんの選手を見せたいし、解説も長時間自由にしゃべってもらうことで面白さが出れば」(佐草氏)。確かに、コアなファンは金曜日にスマホや仕事場のパソコンでネットを見て、土日にはテレビとネットを一緒に見て楽しんでいる。

パイオニアとして女子ツアーのネット中継に力を注いできた立場から、LPGAがツアー全体のネット中継をすることに関してはどう考えているのだろうか。「『自分たちを実験台にしてくれ』とずっといっているんです。いいものはマネしてくれればいい。(シーズン)39試合に横串を指すようにしてネット中継できるのはLPGAしかいない。それができれば喜ばしいことだと思います」(高原氏)。「この試合が高いレベルの基準になってくれればいいなぁ、と思います。ただ一つ、危惧するのは各大会の差別化をどうするか、でしょうね。我々は大会の内側からの発信だから大会に対する愛がある。全試合でそれができるのかどうか。もう一つ、LPGAさんはネット中継を若い人向きととらえているようですが、現実としてはネットもテレビも見ている層は変わらないですよ」(佐草氏)。そろって、ツアーの発展に協力を惜しまないという姿勢を見せている。

ネット中継を作り上げてきた人々のこの思いを、いつの日かLPGAがきちんと受け止め、より良い形でファンに届けることができるのだろうか。将来を見据えた権利の主張はもちろん大切だ。しかし、地に足のついた形でかつ、長い目で物事を見る必要を感じる。(文・小川淳子)

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