2013年の賞金女王・森田理香子。最新のセッティングを取材すると、3番アイアンを使っていた。その理由は?
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森田が入れている3番アイアンはプロギアの『PRGR 03 アイアン』。
「女子ツアーだとユーティリティを使う選手が多いと思うのですが、私はユーティリティの顔が苦手。フェースが上を向いているような気がして、どこに飛んでいくのか分からない怖さがあります。だから3番アイアンを入れているんです」
一方で、アイアンセットはミズノの軟鉄鍛造モデル『ミズノプロ S-3』を使っている。
「元々、アイアンは得意なのでソールがやや薄めで抜けの良いモデルが合っていると思います。弾き感があり過ぎると、(グリーンの)奥に飛んでしまいそうなのでインパクトでボールの勢いを吸収して包み込んでくれるようなアイアンを選んでいます」
『ミズノプロ S-3』の7番アイアンはロフト34度。7番アイアンで30度~32度のモデルが増えるなか、なぜ寝ているモデルを選んだのか。
「最近のアイアンはストロングロフトになっていると思いますが、このアイアンは昔ながらのスタンダードロフト。寝ているロフトの方が距離感を出しやすく、コントロールしやすいです」
アイアンのシャフトは『N.S.PRO モーダス3 ツアー110S』。昨年発売されたモーダスシリーズの最新モデルだ。
「以前は『ダイナミックゴールド』を使っていたのですが、色々と測定してもらった結果、今はモーダスの『110』に落ち着きました。シャフトで大事にしているのはしなりのタイミングが合ってくれるかどうかです。しなり過ぎることもなく、ちゃんと戻ってくれる。スペックの数字よりも自分のスイングリズムとの相性を1番大切にしています」
52度、58度のウェッジはARゴルフの『316フルミルド』をテストしているそうだが、そこには素材に対する課題があった。
「このウェッジは“GSS”という高価な素材を使っています。弾き過ぎることもなく、感覚も鈍くない。それでいて音がしっかりしてスピンもかかる。『いい音、いい打感』というシンプルに良いウェッジです。ただし、GSSは加工が難しい素材とされています。ライ角をフラットにすると重さのバランスが変わってしまうし、穴を開けて重量調整することもできないので、またあらためて作る必要がありそうです。いつか手元に置きたいクラブです」
ウェッジでGSSを使ったモデルは稀少だ。森田は現在ARゴルフのパターを使っているが、GSSウェッジの調整が進めば、ウェッジもARゴルフで揃えることになりそうだ。
