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“打倒マークセン”もどこ吹く風 「3、4勝できる」今季シニア賞金王へ早くも1勝

“打倒マークセン”もどこ吹く風 「3、4勝できる」今季シニア賞金王へ早くも1勝

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2017年6月3日 17時02分

<すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント 最終日◇3日◇イーストウッドカントリークラブ(6,836ヤード・パー72)>

イーストウッドカントリークラブ(栃木県)で6月1日(木)から3日(土)の日程で開催された2017年PGAシニアツアー第2戦「すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント」。新規大会を制したのは、昨季の国内シニアツアー賞金王、プラヤド・マークセン(タイ)。初日から首位を譲らない完全優勝で、シニアツアー通算10試合出場で5勝目を挙げた。

カップを手に満面の笑顔!マークセンが今年も強すぎる

最終日のライバルとなったのは2日目を終えて、トータル11アンダーで並んでいたパク・ブーウォン(韓国)。「パクさんのショット、パッティングやすごく良く、前半は自分のスコアが伸びていなかったので、ラクではなかった」と7番までは2バーディ・2ボギーと伸ばしあぐねた。それでも、「8番でバーディを取れて、少しラクになれた」と落ち着きを取り戻し、11番で1つ伸ばすと、13番から15番まで3連続バーディ。「17番まではパクさん以外のスコアは気にしていなかったですが、そこからはいけるかな、と思いました」と最終18番の前に2打差をつけて、余裕を持って逃げ切った。

今季は1月のレギュラーツアー開幕戦「SMBCシンガポールオープン」で勝利を挙げるなど幸先の良いスタートを切ると、レギュラーツアーでも予選落ちゼロで賞金ランク3位。今週はレギュラーのメジャートーナメント「ツアー選手権」とシニアツアー「すまいーだカップ」の両方を選択できる立場だが、「宍戸が苦手だからね、グリーンが硬くて止まらないから(笑)。でも(今季シニア初出場を選択して)初代チャンピオンになれたことは嬉しい」と語った。

2年連続国内シニア賞金王となり、米国チャンピオンズツアーのファイナルQTに出場することが今季の最大の目標だけに、シニアツアーも可能な限り出場予定。試合選択は今大会と同じように「レギュラーツアーと重なっているときは、"どっちのコースが好きか?"で選ぶよ(笑)」という方針だとか…。

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