佐久間朱莉|下半身と上半身を同時に回して下ろすから安定感抜群
「KKT杯バンテリンレディス」での初優勝の勢いそのままに、今季3勝を挙げ、現在メルセデス・ランキングで首位の佐久間選手。トップで作った腕とクラブの形を保ったまま、ダウンスイングでは体の回転だけでクラブを下ろしてきているように見えます。
要因は切り返しで下半身と同時に上半身が動かしていくからだと思います。よく、下半身リードというワードを耳にすると思いますが、下半身から動き出すと手が真下に落下して強いタメが入るもの。タメが入ればリリースする動きが必要なので、左右どちらのミスも出るリスクが大きくなります。
一方で、上半身も下半身と同時に動けば、手元が落ちずタメが強くならないため、腕とクラブの関係性をキープして下ろせる。手首の角度も変わらないので、スイングの再現性が高まり、ボールも曲がりません。
