30モデルの最新ドライバーをギアに詳しいプロ市原建彦が、ドロー系かフェード系という球筋と弾道の高さでマッピングしてみた。自分の球筋から理想のドライバーを探してみよう!
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12メーカー・30モデルのドライバーを打ち終えた市原に2026年ドライバーの傾向について話を聞いた。
「キャロウェイの3層構造のフェースやテーラーメイドの新ロール、ミズノのナノアロイや、約20年ぶりにフェース素材を変えたゼクシオなど、フェースが進化したドライバーが目立っていまして、全体的にボールスピードが上がっていました」
ボールスピードだと今まで海外メーカーが優勢だったが、「もちろん、キャロウェイやテーラーメイドのボールスピードはトップクラスでドライバーの完成度も高かったです。一方で、ミズノやゼクシオのボールスピードも海外メーカーに追いついてきた印象です」と分析。ここ数年、ドライバー市場は海外メーカーが圧倒的なシェアを誇っていたが、今年は群雄割拠な1年になりそうだ。
表の右上に行くほど、つかまりが良くより高弾道に打てるやさしいモデルが並ぶ。また、表の左下に行くほど、フェードが打ちやすくて中弾道の強い球が打てるモデルがラインナップされている。市原は、今季のモデルは全体的にサイドスピンが減っている傾向があると指摘する。
「アベレージゴルファー向けのモデルだとドロー系、ツアーモデルだとフェード系になっていますが、その曲がり幅が昔より小さくなった印象です。『タイプD』『MAX-D』というモデルでも、右に打ち出して左に曲がる典型的なドローボールではなくて、わずかに右に出て落ち際に左に行くストレートドローに近い。『LS』系のドライバーもストレートフェード系が多くなっていて、全体的にサイドスピンが減ってきています」
まずは表を参考にしてモデルを絞り、店頭で試打してみてピッタリモデルを選ぶ参考にしてほしい。
■解説:市原建彦
いちはら・たつひこ/ 1978年生まれ、神奈川県出身。世界ジュニアで優勝してプロデビュー。ツアー通算1勝。新クラブの評価・分析に定評がある。
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