<フォード選手権 初日◇26日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6675ヤード・パー72>
スコッティ・キャメロン『P5』パターを替えないリディア・コが、投入したての新パターで「60」発進だ。起伏あるグリーンを完全攻略し12バーディ・ノーボギー、7番の短い距離が入っていれば「59」という、異次元のプレーを見せた。謎の新しいマレット型パター『Scotty Cameron 12』の効果について本人もこう言う。
「転がりがすごく良かったです。実は今週、新しいパターを投入したんです。これまでは、同じモデルのパター(P5 GSS CS)を本当に長い間使っていました。だから、違うものを使うのは新鮮な感覚で、もしかしたらハネムーン期間(新しい道具が一時的に調子良い状態)かもしれませんね。でも、どんな時でも、今日のようなラクなゴルフができる日は歓迎です。
スコッティ・キャメロンのパターを長く愛用してきた私にとって、パター変更はすごく珍しいこと。自分が持っているプロトタイプと別のモデルを試すのは久しぶりでした。でも、本当に転がりが良かった。正直、火曜日にバッグに入れたばかりで、スコッティ・キャメロン担当者のポール(・ヴィザンコ)やトムでさえ、私が替えると言った時は驚いていたと思います」(リディア)
「60」が出たのに2位と僅か1打差で、先週優勝のキム・ヒョージュも1イーグル・9バーディの「61」発進だ。手にしていたのは、ブレード型のL.A.B. GOLF『LINK.2.1』で、ゼロトルクでありながらヒールシャフトと呼ぶ、通常パターに近い見た目のネックを採用したモノだった。
この新作は、先週からツアー供給されたばかりで、いきなりヒョージュが優勝。振り返ると彼女は昨年の「フォード選手権」でもL.A.B. GOLF『Mezz.1』に替えたばかりで勝利し、今大会がディフェンディングチャンピオン。初日アンダーパーは92人と凄まじいバーディ合戦となりそうだが、2人の新パターの出来に引き続き注目したい。