今年も人気メーカーから続々と新シャフトが発表されているが、一体どのモデルを選べばいいのか? 今回は人気フィッターの吉川仁に【全体しなり】シャフト10モデルを試打してもらった。
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近年、大手メーカーが力を入れているのが【全体しなり】モデルのシャフトです。振動数が200~220cpmとしなりは大きいものの、先端を硬くしたり、トルクを抑えたりすることで暴れにくいシャフトになっています。HS30m/s台の人でもしなりを感じやすく、簡単にヘッドスピードを上げられるのが特徴です。今回、【全体しなり】の10モデルを試打しました。中でも新鮮だったのが、藤田寛之プロが契約したことで話題になった「ニュートンゴルフ」ですね。日本ではまだ使用者がほとんどいませんが、米シニアツアーでは使用者が急増しているそうです。それぞれの振動数に加えて、それぞれのインプレッションもまとめましたので、ぜひシャフト選びの参考にしてみてくださいね。
1.【フジクラ『スピーダーブースト』 振動数 215cpm】
『スピーダーNXシリーズ』よりしなり量が大きく、手元と先端がムチのようにしなる。HS40m/s未満でも飛ばせるシャフト
2.【フジクラ『スピーダーNX バイオレット』 振動数247cpm】
シャフトにハリがあるけど、ハードヒッターが打ったときはシャフト全体が”強く”しなり戻るので飛距離性能が高い
3.【日本シャフト『バルカヌス』 振動数251cpm】
シニアゴルファーにとってはお助け感のある飛び系シャフト。中間から先端がスピーディにしなるのでつかまりもいい
4.【USTマミヤ『アッタススピード』 振動数193cpm】
振動数が少ない超軽量のしなり系。HS35m/s前後でもしなりを感じて飛ばせるが、先端が暴れないので方向性も安定
5.【三菱ケミカル『ディアマナ スティンガー』 振動数256cpm】
大人気で完売した『S-TRIXX』を彷彿させる高弾性なしなりが特徴。クセのないフィーリングは万人向きのモデルと言える
6.【三菱ケミカル『バンキッシュVV』 振動数246cpm】
これは次世代の軽量シャフト。軽量なのにインパクトでの当たり負けがなくて挙動も安定。「飛んで曲がらない」を叶えてくれる
7.【グラファイトデザイン『ツアーAD Lia』 振動数209cpm】
シニアや女性で競技をやっている人にオススメのシャフト。スピード感が出て飛距離性能も高いのに、左につかまり過ぎないのが魅力
8.【ニュートン『モーション』 振動数230cpm】
今までになかったしなり方で、手元から先端までが滑らかにしなるのでタイミングをとりやすい。高弾道&高初速で飛ばせる
9.【ニュートン『ファストモーション』 振動数232cpm】
藤田寛之プロが契約して話題になっているモデル。『モーション』と比較すると、先端がさらにしなりやすくなっているので、インパクトでの加速感が超強烈。自然とヘッドスピードが上がります
10.【オートフレックス『ジョイ365』 振動数222cpm】
「全体しなり」系の中でも最もしなりが大きい。特に先端側のしなり戻りが強烈なのでスライサーと相性がいい
■試打・解説
吉川 仁
よしかわ・じん/大手シャフトメーカーでのフィッター経験を経て独立。現在は「4plus FITTING LABO」を主宰するカリスマフィッター
