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ネリー・コルダが旧パター投入で首位キープ 地元の大声援で1年2カ月ぶりVへ

ネリー・コルダ(米国)が首位で大会を折り返した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年1月27日 14時02分

<LPGAドライブオン選手権 2日目◇26日◇ブレーデントンCC(フロリダ州)◇6557ヤード・パー71>

地元で開催されている大会でネリー・コルダ(米国)が2日連続の好プレーを見せた。初日の「65」に続きこの日も「67」。6バーディ・
2ボギーで回りトータル10アンダーまで伸ばし、2位に2打差をつけて首位で大会を折り返した。

ネリーの新たなグリップ【写真】

10番からスタートするとボギー先行後はバーディを重ね前半を2アンダーでターン。後半は5番でボギーがきたが、その後の4ホールで3バーディ。「パー5がまだ2つあったし、届く距離だから」と6番、8番の両パー5でバーディを奪い、最終ホールでもバーディ。快調にスコアを伸ばし笑みをこぼした。

「最初のホールから大勢のギャラリーがついてくれた」と、地元の声援に後押しされた。「カナダの試合のブルック(・ヘンダーソン)と同じ感じ」と形容するほど、ネリーへの応援は1日中続き、最後のバーディでも観客が熱狂。2022年11月の「ペリカン選手権」以来となるツアー9勝目に向け、雰囲気は高まっている。

21年にはメジャー初優勝、東京五輪金メダルなど、最高のシーズンを送った。ところが22年2月に左腕の血栓が見つかり長期離脱。8月に復帰し、ようやく11月に勝利したが、昨季は未勝利に終わった。世界ランキング1位の座を巡る戦いでもイン・ルオニン(中国)ら新勢力に後塵を拝すなど、やや苦しい時期が続いている。

「あまりオフはつくらなかった」と、昨シーズン終了後も精力的に動き、今季は万全の状態で迎えている。復権を目指し、いくつか変更を加え臨んだ新シーズン。先週の開幕戦からは“やや難あり”のパッティングを変えてきた。

ウィークポイントでもあるグリーン上の改善に「難しく考えずに、以前よかった時のことを考えて」と、絶好調時の20、21年に使用していたパターに戻し、左手が下にくるクロスハンドグリップに変更。ストレスなく2日間を走り、楽しみな週末を迎える。

「もっと家族や知人が来てくれて、もっと応援をもらえるように」。優勝へのイメージはできあがっている。

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