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手術前のプレースタイルをもう一度 藤田光里がスイング改造した理由 

手術前のプレースタイルをもう一度 藤田光里がスイング改造した理由 

配信日時:2021年3月12日 19時19分

藤田光里(左)のスイング改造の理由は?
藤田光里(左)のスイング改造の理由は? (撮影:鈴木健夫)
藤田光里が、12日に開幕した「ジャパンゴルフフェア(JGF)」に来場。キャロウェイの契約プロとして、トーク配信や、同社のブース紹介などを行った。その後、取材にも応じ、2021年初戦を間近に控えた現在の状態などについて話した。

藤田光里の着物姿はもはや女優

その笑顔から、順調にオフの時間を過ごしていることがうかがえる。昨年7月から指導を受ける三觜(みつはし)喜一コーチとともに着手してきたスイング改造についても、「いい状態だと思います。まだ試合でやっていないので、どうなるかは楽しみでもあり不安。ただプライベートラウンドでは、すごくいい」と手応えを感じている。

18年に左ヒジを手術。そしてその影響は球筋にも現れた。「ヒジの怖さのせいでフェードヒッターになったというマイナスイメージがある。そのおかげでフェードを打てるようになったけど、しっかりドローで攻められるゴルフをしたいと思って習い始めました」。この後も長く続いていくゴルフ人生を考え、このタイミングで大きくスイングを変えた。

ここまで長くコーチに指導を受けるのは、初めてのこと。このオフは、他の門下生とこちらも「初めて」という合宿生活を送った。指導を受けることで、「悩んだ時、すぐに吐き出せる人がいる。自分でスイングを録画してみてもどうにもならなかったことが、今はすぐに返事をもらえる。技術的にも大きいし、気持ち的にも頼れるところがあって、ゴルフが楽になりました」というメリットがあると話す。あとはそれを結果につなげるだけだ。

今年の初戦はステップ・アップ・ツアーの「ラシンク・ニンジニア/RKB レディース」(3月23〜24日)を予定している。その後レギュラーツアーの「ヤマハレディースオープン葛城」(4月1〜4日)に出場する。ここで三觜コーチがキャディを務め、「まだ試合の球を見てもらっていない。試合になるとどこが悪くなるかを見てもらいたかった」と、難関・葛城で成果や課題をあぶり出していく。

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