<ニチレイレディス 2日日◇20日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6590ヤード・パー72>
最終9番、クラブ選択に時間をかけて放った2打目がグリーン左にこぼれると、佐久間朱莉はガックリと肩を落とした。1バーディ・1ボギーの「72」と伸ばせず、トータルイーブンパー・58位タイ。予選落ちとなった。
予選落ちは、1打足りなかった2025年9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ」以来で、今季初。同大会第2ラウンド以来のバーディなしラウンドは何とか回避したが、もどかしさを募らせる2日間だった。
「全体的に良いところが少なかったです。特にパッティングのタッチが…打ちきれないのが続いて、バーディを取ることができなかった。グリーンコンディションよりは自分の問題でした」
今季バーディ数で3位につけるなか、2日間で奪ったバーディは2つだけで、ともにパー5でのもの。メルセデス・ランキング2位の桑木志帆が欠場いているため、佐久間が首位の座を今週も守ることは決まっているが、早々の複数回優勝を目指す女王にとって悔しいつまずきとなる。
今年は日本ツアーを先頭で引っ張りながら、海外メジャーにも積極的に参戦。2週前の「全米女子オープン」は22位で終えて、帰国後すぐに連戦を組むハードスケジュールをこなしてきた。「疲れていないと言ったらウソになる。しんどいところもあるなと思うけれど、うまく調整していきたい」。試合を休んで休養にあてることも、考慮に入れていくことになりそうだ。
そんななか、出場資格のあった来週の「KPMG全米女子プロ」(ヘイゼルティン・ナショナルGC/ミネソタ州)はエントリーを見送り、同週開催で日本ツアー史上最高額の“4億円大会”「EARTH MONDAMIN CUP」に出場する。
「ディフェンディング(チャンピオン)は罰金を払わないといけないと思っていて、そこの勘違いもありました」。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の規定として前回覇者には原則的に出場義務があり、欠場した場合は違反として100万円の罰金が科される。ただ、海外メジャーもしくはJLPGAが定めた大会に出場する場合は、違反の対象にはならず、その勘違いがあったという。
「でも、せっかくディフェンディングとして迎えられるので、しっかり出たいという気持ちもあって、決めました」と付け加える。「調整できる日が1日できた。まずはしっかり休んで、調整したい」と話すと、足早にパッティンググリーンへと向かった。(文・笠井あかり)
