<ニチレイレディス 最終日◇21日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6590ヤード・パー72>
第1回リランキング(RR)が実施された。昨年のQTで決まった出場優先順位が、今季のメルセデス・ランキングをもとに見直される制度で、今週の「EARTH MONDAMIN CUP」から新たな順位が適用される。
1位で終えたのは政田夢乃。QT4位で迎えた今季は15試合に出場し、「ヨネックスレディス」2位を含むトップ10入り6回。累計456.65ptを獲得し、最高の形で中盤戦へ突入する。
先週の「ニチレイレディス」では1打差4位でフィニッシュ。「最終日に伸ばせなかったり、(優勝争いに)かすりもしないことが多かった。ずっといい位置でプレーできたので、いい経験になりました」と、悔しさのなかにも充実感をのぞかせた。
2位は吉澤柚月が入った。QT76位と出遅れたプロ3年目の22歳は、主催者推薦や選考会(マンデートーナメント)通過で出場機会をつかみ、「リゾートトラストレディス」ではプレーオフで惜敗して2位。出場9試合すべて予選を通過し、着実にポイントを重ねた。
中盤戦にフル出場できるのはRR40位前後と見込まれている。昨年はRR42位までがフル出場でき、50位で9試合、60位で2試合に出場することができた。
川崎春花はQT15位→RR4位、ルーキーでQT1位の倉林紅はRR13位、昨年の下部ステップ・アップ・ツアー女王の大久保柚月はRR17位で突破。尾関彩美悠はボーダーラインとなるRR40位に踏みとどまった。吉田鈴はヨネックスレディスで優勝を挙げたことで、来年末までの出場権が確定し“リランキング卒業”となった。
QTで満足な結果を得られず、リランキングの恩恵を大きく受ける選手もいる。QT149位の吉﨑マーナは今大会でプレーオフのすえ2位に入り、RR24位に“一撃”で浮上。仲宗根澄香(QT47位→RR8位)、森田遥(QT55位→RR30位)、高木優奈(QT63位→RR39位)らが限定的な出場権から順位を上げた。19歳ルーキーの鳥居さくらはQT166位からRR37位にジャンプアップ。フル出場権を得る大躍進だった。
その一方で、QT上位者ながら夏場の出場権確保が難しい選手もいる。昨年のメルセデス・ランキング51~55位で出場権を得ていた蛭田みな美はRR43位、同じく後藤未有はRR49位。神谷桃歌(QT2位→RR45位)、常文恵(QT10位→RR57位)、新垣比菜(QT39→99位)らも苦しい結果に終わった。
暫定44位で今大会を迎えた蛭田みな美は、2日目の最終ホールでバーディを奪って薄氷の予選通過。今季初の連続60台をマークした。「最近は欠場者が多いので、意外といけるかな…とは思うけれど、4日間大会は(確実に)出られる。ショットは上向きなのでトップ10を目指して頑張りたい。暑いし4日間大会が多くなるので体力勝負ですね」と話した。
笑顔を見せた選手もいれば、厳しい現実に直面した選手もいる。第2回リランキングは「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月25日開幕)終了後に行われる。来週からは再び、秋以降の終盤戦出場権をかけた新たな戦いが始まる。
