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小祝さくらとの “おっとりラウンド”は「穏やかで楽しかったです」 女子高生・六車日那乃が史上8人目のアマ優勝へ好位置

小祝さくらとの “おっとりラウンド”は「穏やかで楽しかったです」 女子高生・六車日那乃が史上8人目のアマ優勝へ好位置

配信日時:2020年8月29日 19時09分

<ニトリレディス 3日目◇29日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

2002年生まれの女子高生が、ツアー屈指の難コースで最終日最終組の座を射止めた。アマチュアの六車日那乃(むぐるま・ひなの 千葉・麗澤高3年)が5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。トップと4打差のトータル8アンダー・3位タイから最後の18ホールに向かっていく。

撮れたて! 六車日那乃のドライバーショット【ニトリ:連続写真】

得意クラブのパターが、この日もさえた。5番パー4で4mを決めてバーディを先行させると、続く6番パー5でも残り77ヤードの3打目を2.5mにつけ、これを沈めた。これ以降バーディを奪ったホールはいずれも1〜2m弱のチャンスだったが、「(ローアマになった前戦の)軽井沢の時にチャンスでショートばかり。それで強めにしっかり打つことを意識しました」と、そのおっとりとした口調からは想像できない強気のパットで、スコアを伸ばしていった。

「昨日の夜までは緊張してたんですけど、実際に回ってみると大丈夫でした」。2日目を4位タイで終え、優勝を争う一人としてこのムービングデーに臨んだが、ラウンド中のプレー姿や表情にプレッシャーなど感じられない。「スコアボードを見て、自分の名前が上にあるのを見て不思議な感じはありました」と“のほほん”とした雰囲気のまま、3mのパーパットを残した16番などピンチを何度もしのぎきった。

そのプレーを可能にしたのには、こんな理由もあった。この日は22歳で練習ラウンドをともにすることもある小祝さくらと、同じアマチュアの19歳・小倉彩愛との若者3人によるラウンド。「穏やかでした。回りやすくて楽しかったです」と、リラックスムードでプレーできたこともいい方向に作用した。

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