<KPMG全米女子プロ選手権 最終日◇28日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>
偉業達成は次戦以降に持ち越しとなった。『メジャー大会3連勝』、『LPGA殿堂入り』、「生涯獲得賞金1位」がかかった一戦で、ネリー・コルダ(米国)は最終ラウンドを5バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「73」とし、トータル6アンダー・8位タイで終戦した。
今季4勝で世界ランキング1位。開幕戦に勝利し、4月の 「シェブロン選手権」、そして今月上旬の「全米女子オープン」も制覇。今大会に優勝すればシーズンのメジャー大会初戦から3連勝という史上3人目の記録がかかっていたが、かなわず。優勝すれば必要ポイント数に到達する殿堂入りも逃した。
首位と4打差から出たこの日のラウンドでは、1番からつまずいた。出だしは14メートルから3パットを喫してボギー発進。2番パー4では2打目をチャンスにつけてバーディを奪って取り返したが4番、5番で連続ボギー。7番からの連続バーディで盛り返したかに見えたが、後半は16番で今週2つめのダブルボギーをたたいた。
「目の前の一打に集中すること。自分のことにしかフォーカスしていなかった」。記録達成への期待が高まる周囲をよそに、「みんなが大げさに言うだけで、わたしは(記録のことは)考えていなかった。それより、どうプレーするかが大事だったの」と外野の声はシャットアウトした。「上位がどうだったかも見ていなかった」と、自分との闘いに終始したと強調する。
大会を通して苦戦したのはパッティング。3パットが5回と、大事な場面でスコアを落とした。圧倒的なショット力を武器とする一方で、ショートパットに不安を抱えてきた。強い風、毎日変わるグリーンコンディションにスピード感を合わせるのも難しい状況。3日目にはプレー終了後、姉のジェシカと練習グリーンで調整を重ねたが、最後まで感覚をつかめなかった。
「少し休んで練習して、土曜日に出発するわ」。次戦は1週空けてフランス開催のこれまたメジャー大会「アムンディ・エビアン選手権」。その翌週は父の出身地、チェコのプラハに滞在し、「ISPS HANDA スコットランド女子オープン」(スコットランド、7月23~26日)、今季メジャー最終戦の「AIG女子オープン」(全英、7月30日~8月2日)へと向かう。
