<KPMG全米女子プロ選手権 最終日◇28日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>
首位と1打差の2位から出たブルック・ヘンダーソン(カナダ)は優勝したユ・ヘラン(韓国)に追いすがったが、2バーディ・2ボギーと伸び悩み、ヘランと3打差のトータル10アンダー・3位タイで大会を終えた。
昨年8月に母国開催の「CPKC女子オープン」で通算14勝目を挙げたが、今季は苦戦が続いた。最終ラウンドが“寒さ”のため中止となった開幕戦の3位以降は、トップ20にも入れない戦いが続いた。予選落ちも2度。前週も48位タイと爆発力が影を潜めていたが、「メジャーでトップ3に入れて、すごくうれしい。いいときの状態に戻ってきた感じがしている」と笑顔がはじけた。
「気持ちよく振れている。自信になったし、勢いをつけてシーズン後半に入れる」。果敢にピンを攻めるゴルフでパーオン率は大会を通じて全体5位。鋭いショットが多くのバーディチャンスを呼び込んだ。「次の2戦もメジャー大会だから、これを続けていければ」と、期待に胸が膨らむ。
大会初日の朝に姉・ブリタニーに長女が生まれたことも好調を呼び込んだ一因。10年前に本大会を18歳で制したコースにちなんでつけられたサハリーちゃんの誕生を受けてスタートした大会は、大きな力に導かれたといってもいい。「家族にとって今はエキサイティングなときなの」と、興奮気味に語る。
次戦は1週空いて22年大会を制した「アムンディ・エビアン選手権」。そしてそこから2週空けて「AIG女子オープン」(全英)と続く。「あした戻るの!」と、姪っ子と初対面を果たすのが今の最大の楽しみ。さらなるパワーを新家族から注入し、メジャー3勝目をつかみに行く。
