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初優勝の喜びより大きい? 時松隆光「これでQT行かなくていいんだ」【ゴルファーのことば】

初優勝の喜びより大きい? 時松隆光「これでQT行かなくていいんだ」【ゴルファーのことば】

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年2月19日 13時00分

7月21日開幕の「ダンロップー」は、後続に5打差をつけて最終日を迎えると、そのまま2位の岩本高志に3打をつけて初優勝を遂げた。

初めての勝利に「まだ実感がない」と本音をこぼすと、今後についても「2勝目」と意気込むより「これでQTに行かなくていいんだ」という安どの方が大きかった。

時松は高校時代ナショナルチームのメンバーで、11年には九州アマを制していた。ショットの精度が持ち味でパット巧者で有名だった。少ないチャンスをモノにすると、その後は毎年優勝を重ね、トップ選手の仲間入りを果たした。才能がある選手でも翌年の出場権をかけたQTで上位に入るのは難しいもの。チャンスをものにできるか、できないか。プロの世界には必要と感じさせてくれた。

ちなみに、ツアー初優勝を遂げたことでツアー外競技のマッチプレー競技「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」の出場が叶った。藤田寛之、谷口徹、小田孔明ら歴代賞金王を撃破して見事に優勝。優勝賞金1億円を手にした。決勝は7月31日。チャレンジツアーでプロ初優勝を遂げてから、わずか1カ月の間で1億1180万円(3大会合計)を手にしたシンデレラボーイでもあった。

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