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タイガーの不可能を可能にするチカラ 伝説の“S字パット”を振り返る【PGAツアー公式コラム】

タイガーの不可能を可能にするチカラ 伝説の“S字パット”を振り返る【PGAツアー公式コラム】

配信日時:2021年3月14日 08時00分

コークによると、ボールがカップインするまでの45秒近く、会場の誰も言葉が出なかったという。「タイガーのリアクションで、会場中が盛り上がった。当時、17番の周りに企業用のホスピタリティは設置されていなかった。グリーン周りは人でいっぱいで、絶叫していたよ。当時のことを聞かれたら、あれが有名なタイガーの伝説の瞬間だと答えるね」

伝説的な瞬間に高揚したのは、ファンだけではない。同大会を単独3位で終えたベルンハルト・ランガーは、今でも大歓声が耳に残っているという。名シーンは、クラブハウスで昼食をとりながらテレビで見ていた。「タイガー・ウッズを連れてきて、20回同じパットを打たせても、同じようにはいかないだろう。あの切れかたとスピードは特別だった。大体の選手が4フィート以内に寄せられたら喜ぶ状況で、60フィートのあのラインを、彼は入れたんだよ」

誰もが、タイガーの凄さを改めて目の当たりにした瞬間だった。同じく競技者として参戦していたコリン・モンゴメリーは語る。「外していたら、カラーまで行っていただろうね。でも、あれを入れるのがタイガー。あれがタイガー・ウッズなんだよ」

「みんな、右の下り傾斜を読み違えた」と語ったのは、アーニー・エルス。「タイガーは、タイガー。だからラインも読み切れるし、当時も僕たちより優れていた」と振り返る。

3日目の出来事だったとはいえ、あの1打がプレーヤーズ初優勝にタイガーを近づけたことは間違いない。3日目を「66」、最終日を「67」で周り、ビジェイ・シンに1打差をつけて優勝した。

「あの時点ではまだトップを追う立場にあった。優勝を決定づけたというわけではないが、あれがきっかけになったのは確かだ。ラグパットの中では、上位に入る1打だろうね」と、タイガーは語った。
20年後でも“S字パット”が語り継がれていることからも、コークが叫んだ『誰よりもすごい!』という言葉は紛れもない事実だ。不可能を可能にした瞬間、タイガーがスターたる理由は、そこにある。

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