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チャンスを心が生かしたJ・トーマスの勝利【舩越園子コラム】

チャンスを心が生かしたJ・トーマスの勝利【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2020年8月3日 12時05分

最終日の終盤、勝利を競い合っていたトーマスとケプカは、どちらも元世界NO.1だが、そんな強者たちでも大詰めでは明らかに心の動揺が見て取れ、ショットを右へ左へ曲げる場面が多かった。コロナ禍でツアーが休止され、いわゆる試合勘が鈍っていることは否めない。さらに言えば、トーマスはほぼ半年、ケプカはちょうど1年、優勝から遠ざかっていることで、いわゆる勝ち癖、勝つための勘も鈍っていたのだと思う。

16番でボギーを喫し、トーマスと2打差に後退したケプカは、続く17番で20m超の長いバーディパットをカップに流し込み、トーマスを再び捉える絶好のチャンスを自ら生み出した。それなのに18番のティショットを池に入れて自滅した。

ケプカは今大会からパット専門コーチのフィル・ケニョンに指導を仰ぎ、その効果は各所に出ていた。だが、大詰めでモノを言ったのは、メンタル面の揺れが生み出したショットのミスだった。それはなんとも皮肉だったが、何かが良くなれば何かが悪くなり、決して完璧にならない。それがゴルフだ。

トーマスも終盤はショットが乱れ気味だった。15番でもティショットは大きく左へ曲がったが、予想外のナイスキックでグリーン手前の好位置へ。「あのラッキーキックから僕は冷静になれた気がする」。

15番、16番で連続バーディを奪い、17番、18番は冷静で安全なプレーでパーセーブ。15番で得た偶然のたまものをビッグチャンスと捉え、そのチャンスを生かすことができたからこそ、トーマスは勝利することができたのだ。

今季は10月の「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」と1月の「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」を制して、すでに2勝を挙げていたが、コロナ禍でのツアー再開後は「なかなか勝てず、苦しかった」。「ワークデイ・チャリティ・オープン」では新鋭コリン・モリカワ(米国)にプレーオフで見事に打ち破られ、その上、ジャック・ニクラスから早とちりの祝福メールを送られ、翌週は相棒キャディが体調不良でバッグを担げなくなり、コーチで父親のマイクが臨時キャディを務めるなど「災難」続きだった。

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