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「レギュラーツアーは“違う競技”に感じる」 シニアデビューに向けて横尾要が戦う

「レギュラーツアーは“違う競技”に感じる」 シニアデビューに向けて横尾要が戦う

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年3月3日 07時00分

7月のシニアデビューに向けて戦う横尾要(提供・PGA)
7月のシニアデビューに向けて戦う横尾要(提供・PGA)
PGAシニアツアー予選会・最終予選 初日◇2日◇トム・ワトソンゴルフコース(宮崎県)◇6741ヤード・パー72>

日本大学ゴルフ部同期の片山晋呉、宮本勝昌とともに「日大三羽ガラス」と呼ばれ、プロ転向後も20代から活躍し、国内男子ツアー通算5勝を誇る横尾要。その風貌は若い頃とあまり変わらずスタイリッシュなままだが、今年7月に50歳を迎えてシニアデビューとなる。

まだまだ元気 片山晋呉と宮本勝昌の熱いV争い【写真】

国内男子の「レギュラーツアー2勝以上」の資格を行使すれば1年間のシード権が付与され、ツアーに参戦できる。しかし、「(50歳になるまでの)4試合に出られないので」と、今年は資格を行使せず、予選会を受験している。初日は首位と7打差の3オーバー「75」で25位タイ。「練習ラウンドでグリーンが速くて、昨日の雨で遅くなっていることにアジャストできなかった」と納得のいくゴルフではなかったが、残り2日で巻き返しを誓った。

1998年にツアー初優勝を遂げた後は順調に勝利を重ねるも、2006年の「三菱ダイヤモンドカップ」を最後に栄冠から遠ざかった。42歳となった14年には賞金シード権を喪失。現在は、主催者推薦でレギュラーツアーにスポットで参戦しており、国内男子の下部にあたるAbemaTVツアーにも出場している。

横尾にとってシニアツアーは待ち望んでいた面もある。「レギュラーツアーは(若い選手と)飛距離が違い過ぎて、違う競技になっちゃっている。みんな飛ぶし、僕らがやっていた頃のゴルフとは違う」とレギュラーツアーでの優勝、シード復帰は半ばあきらめモード。「飛ばなくても300ヤードは必要な時代。宮本とか晋呉はすごいと思う。大したもの。尊敬しますよ」と、今季も賞金シード選手として出場する同期二人を称えた。

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