<ビュイックLPGA上海 初日◇15日◇シーシャンGC(中国)◇6735ヤード・パー72>
原英莉花が出だしからいきなり見せ場を作った。10番パー4の2打目を左のピンに対して右10メートル以上はあろうかという位置に乗せると、下りのバーディパットが見事にカップに吸い込まれた。その後はスコアが停滞したが、後半の3連続バーディで停滞ムードを打破し、4バーディ・1ボギーの3アンダーでホールアウト。7位タイの上々発進を決めた。
「まさか入るとは思わないようなパッティングが決まってくれて」と自身でも驚きのスタート。そこから10ホール連続パーで好機を待った。すると後半の3番で1メートルにつけてバーディ。4番、5番でもそれぞれ3メートルを決め切って、一気にスコアを伸ばした。「風も舞ってきていて、距離感が難しかったんですけど、しっかり自分が思った距離に運べたのはよかった」とショットには手ごたえを感じている。
コースは距離も長く、粘っこいラフに入れれば、硬く締まったグリーン上に球を止めるのは至難の業。「池もそうですし、バンカーにも入れないようにっていうところと、ラフもすごく難しいので、しっかりフェアウェイキープというところに集中してティショットもしっかり打っていけました」。コースと向き合った一日は、上々の出来と表情も暗くない。
「グリーンも大きいけどアンジュレーションがあって、落とせるところが小さいので、集中してプレーしています」とフェアウェイを外したのは3回のみ。そこからしっかりとグリーンを狙い、27パットにおさめた。2日目以降についても、「ピンを振ってこられても、安全なところに乗せたり、長いコースなので、集中力を最後まで保てるように頑張りたい」と意気込んだ。
唯一のボギーは最終9番。440ヤードを超える難度マックスのパー4だ。ドライバーのティショットは同伴プレーヤーを30ヤードアウトドライブする完ぺきな当たりも、2打目がグリーン右はしに乗っただけ。20メートルはあろうかというパットを大きくショートして3パットのボギーとした。「9番ホールでボギーを打っちゃったので、あすはそこもリベンジできるように」と、借りを返す気満々だ。
ルーキーイヤーの今季は、現在のポイントランキング43位で、60人のみが出場できる最終戦への出場もほぼ確定。ルーキー・オブ・ザ・イヤーの争いでも頭二つ抜けている。7月までに3度のトップ10入りを果たしたものの、直近6試合では予選落ち4回。終盤戦に向けて上位フィニッシュを決め、少ない残り試合で初優勝を目指していく。
