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片山晋呉がめざす“日本タイトル”全制覇 “かわいい”オリジナルバッグ&こだわりハットとともに初のシニア日本一へ

片山晋呉が日本一獲りに挑戦! そのこだわりは?

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年9月11日 18時02分

<日本シニアオープン 事前情報◇11日◇千葉カントリークラブ・川間コース(千葉県)◇6811ヤード・パー71>

「やっぱり“日本”というタイトルがね、非常に好きなので」。レギュラーツアーの4つのメジャーをすべて制覇している片山晋呉が、自身2度目の「日本シニアオープン」に出場する。

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片山は2000、02年に「ゴルフ日本シリーズJTカップ」、03、08年に「日本プロゴルフ選手権大会」、05、08年に「日本オープン」、07年に「UBS日本ゴルフツアー選手権」を制し、レギュラーツアーではメジャー7勝を誇っている。

「日本というタイトルは、獲っているひとにしかわからないぐらい、自分に重みというものがある。だからこそ欲しいし、だからこそ入り込める大会」。シニアツアーでもメジャーを制覇すれば“日本タイトル”全制覇となる。片山は今でも“日本”という言葉に強くこだわりをもっている。

そんな片山が報道陣の取材を受ける際に、関係者が持ってきた大量のハット帽のなかから一つ選び、練習で被っていたハット帽からかぶり直す姿があった。そのハット帽はいつも「10個ぐらい」持ち歩いているという。「いつも金沢で買う帽子屋さんがあって」とゴルフ用でなく、こだわりのお店で調達しているものだ。

さらに、白地にオレンジラインのデザインが入ったキャディバッグには名前にちなんだ『45』の数字が記載されている。「うちのマネージャーが全部デザインして作ってくれたの。昔、彼はめちゃくちゃ(キャディバッグを)売っていたんだよ。2年間ぐらいキャディバッグ屋さんやっていた」と、なんと片山のマネージャーがデザインしたものだった。カラーは5色展開。「かわいいよね」と笑顔を見せ、お気に入りの一品に囲まれ、優勝への意欲もますます湧いてくる。

昨年大会はトータル7アンダー・6位タイで終えた。マネージャーの愛がつまったキャディバッグと、こだわりのあるハット帽とともに今年こそ同ツアー初のメジャー勝利を飾りたい。(文・高木彩音)

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