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バースデー週に「ビックリ」首位発進 林菜乃子を勇気づける芹澤信雄からの“お言葉”

バースデー週に「ビックリ」首位発進 林菜乃子を勇気づける芹澤信雄からの“お言葉”

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2022年5月19日 17時55分

林菜乃子は師匠の言葉を胸にひた走る!
林菜乃子は師匠の言葉を胸にひた走る! (撮影:米山聡明)
ブリヂストンレディスオープン 初日◇19日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713ヤード・パー72>

どん底、大不振。そんな状態から救ってくれたのが師匠の言葉だった。初日のラウンドをボギーフリーの6バーディで回った林菜乃子が、6アンダーの単独トップで2日目に向かう。

林菜乃子、プロテスト合格時のスーツ姿

昨シーズンの賞金ランキング53位、メルセデス・ランキング52位で今季の前半戦出場権を獲得し、開幕戦から戦っている林。2戦連続予選落ちのあと15位タイに入るも、その後は6戦連続予選落ちと苦しい期間に襲われた。だがそんな林を見かねた師匠の芹澤信雄がキャディを務め、アドバイスを送ったメジャー大会「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」。3日目に7位タイに浮上し、最後は14位タイに終わったが、ここから潮目が変わった。

不振の原因は分かっていた。「昨年は(前半戦出場権を得る)準シードを取れたのに、シードではないというマイナスイメージで、足りないところばかりオフに取り組んだ。そうしたら調整が間に合わずに開幕してしまった」。アジャストできないと結果が出ないのは当然で、それがさらに焦りを呼び、泥沼にはまっていった。

フェードヒッターの林は、「飛距離が出るほうではない」と自身を分析。ところが、“足りない部分”のひとつとして飛距離不足を実感し、「つかまったフェードを打ちたいと思った」と正確性で勝負すべきところに、パワーアップがちらついた。その結果、フェードがかからず左に大きく曲がるチーピンに悩まされ、それを嫌がり右に押し出すという事態に陥った。

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