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西郷真央のバンカーショットから聞こえた“究極の音”とは? 劇的イーグルに隠された技術【辻にぃ見聞】

西郷真央のバンカーショットから聞こえた“究極の音”とは? 劇的イーグルに隠された技術【辻にぃ見聞】

配信日時:2022年5月24日 12時00分

西郷真央が地元・千葉県でツアー5勝目を手にした先週の「ブリヂストンレディスオープン」。終盤まで団子状態が続くなか、最後は脅威の成績を残す20歳が“決勝イーグル”で制した。直近2試合連続予選落ちと苦しんでいたが、すぐに立て直しての優勝は印象的。この勝利を上田桃子らのコーチを務める辻村明志氏はどのように見たのか?

練習場で開かれた“女王レッスン”

■選手を惑わせたコースセッティングの“妙”

指導するアマチュアの千田萌花のキャディとして、会場となった袖ヶ浦CC 袖ヶ浦Cを回った辻村氏。今季の女子ツアー最長となる6713ヤードのコースについて、「特にアウトは距離が長くて(3449ヤード)、メジャー並みのセッティングでした」と話す。

特に強調したのが「ティショットの難易度」。距離は長いがドッグレッグも多いため、ただ飛ばせばいいというわけではなく、ラフに突き抜けないための縦距離も重要になってくる。外しどころを間違うと、長いクラブを持たされパーオンすらままならない、そんな状況もよく目にした。そして「アウトコースは右ドッグレッグが多くて、若干ですがフェーダーが有利と感じました。ホールに立った時に湧いてくるイメージは重要。フェードを扱う選手は、それが湧きやすいコースとはいえます」という点についても言及した。

さらに、セッティングの工夫により、その難しさが際立ったという。「ティを前後だけでなく、左右にも振ってあり、これによって同じ感覚で回り続けることができませんでした。ピン位置も絡むと、ほんとうにイメージが毎日変わる。使うクラブ、ジャッジも違うから、単純にフェーダーだから有利というわけでもない。いろいろな意図が感じられる面白さがありましたね」。コース形状と、セッティングの工夫。それが1打目から選手に考えさせる、重要なスパイスになった。

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