フィル・ミケルソン(米国)が2日、自身をめぐる一連のスキャンダル記事について、代理人を通じて声明を発表。「匿名の情報源に基づく、根拠のない中傷記事」と全面的に否定した。
6月26日にアラン・シップナック氏が執筆し、スクラッチ・ゴルフに掲載された記事では、2015年にミケルソンが同じく米国男子ツアーで戦うパット・ぺレス(米国)の妻、アシュリー夫人に自身のヌード写真を見せたうえで関係を迫ったと報じられた。シップナック氏はアシュリー夫人にインタビューを行い、ミケルソンから毎朝メッセージが送られてきたことなどが語られている。
さらに、6月11日には、米ゴルフダイジェスト誌が、地元カリフォルニア州サンディエゴのザ・ファームズ・ゴルフクラブで、女性従業員から不適切な身体接触をし、同ゴルフ場のメンバーシップをはく奪されたと報道。同等の理由で、同じカリフォルニア州のザ・マジソンクラブ、ザ・ブリッジズからも追放されたと報じられた。
これに対し、ミケルソンの代理人は声明で、「ミケルソン氏がゴルフクラブから除名されたことは一度もなく、会員資格を取り消されたこともない。ゴルフクラブを離れたのは、すべて本人の判断によるものだ」と指摘した。
また、「ミケルソン氏がアシュリー夫人に電話で謝罪した際の、重要な詳細が省略されている。ミケルソン氏が自身の行為について謝罪する意思を示したことは、すべての申し立てを認めたものと誤解されるべきではない」と記された。
これに対してアシュリー夫人も弁護士を立て、「ミケルソン氏が自身の不正行為の証拠に向き合わず、アシュリー夫人への攻撃を続けていることは非常に残念だ」と声明を発表した。(文・武川玲子=米国在住)
