<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 最終日◇5日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72>
ジャパンゴルフツアーの選手会が主催する大会を制したのは理事で大会役員も務める岩崎亜久竜だった。2024年9月の「ANAオープン」以来となるツアー3勝目に笑顔がこぼれた。
大会は4日間を通してバーディ合戦となり、優勝スコアはトータル25アンダー。岩﨑は初日2アンダーをマークするも全体を見れば“出遅れ”。ところが2日目に「67」で浮上すると決勝ラウンドはいずれも「63」のビッグスコア。週末だけで20バーディ・2ボギーの18アンダーという驚異の追い上げで逆転を果たした。
そんな記録的なスコアを生み出した岩﨑のバッグの中身を見ると、契約するテーラーメイドのクラブがズラリと並ぶ。
昨年は契約フリーだったが、今季から再び同社と契約を結んだ。特にスコッティ・シェフラー(米国)やローリー・マキロイ(北アイルランド)といった世界のトップが使用する『Qi4D』の性能にほれ込んでいるようだ。開幕戦の時には「新しいモデルを試してみてよかった。ミスヒットした時の左右の曲がり幅が安定している。ノーマルが一番安定していた」と岩崎が求める“やさしさ”がこのヘッドには兼ね備わっていた。
また、フェアウェイウッドも同モデルを使用。今大会ではフェアウェイキープ率全体4位の安定感を見せた。
シャフトを見ると、長らくフジクラの『VENTUS BLACK』シリーズを愛用している。前回の優勝時も同モデルを使用しており、信頼も高い。フジクラの担当者によれば、「ツアーデビュー時から同モデルを使用しており、基準となっているのでは」と、手になじんだ感触が再び勝利を呼び込んでいる。
アイアンは4番アイアンのみ『P770』をバッグイン。番手によってフェースの厚みを変える設計で、ロングアイアンながら易しさを搭載したモデル。5番からはシャープな見た目と操作性に定評のある『P7MB』で、グリーンを正確にヒットしている。「攻めていく」と決めた決勝ラウンドのビッグスコアは、果敢にピンを狙うアイアンショットの結果といえそうだ。
圧巻のゴルフで大会を制した岩﨑が目指すのは海外ツアー。23年には欧州ツアーも経験。国内のポイントランキングを上げて海外再挑戦に向けて、今季2勝目を目指していく。
【岩﨑亜久竜の優勝セッティング】
1W:テーラーメイド Qi4D(10.5度/VENTUS BLACK 7X)
3W:テーラーメイド Qi4D(15度/VENTUS BLACK 7X)
5W:テーラーメイド Qi4D(18度/VENTUS BLACK 8X)
4I:テーラーメイド P770(DGツアーイシュー)
5I~PW:テーラーメイド P7MB(DGツアーイシュー)
52,56度:タイトリスト ボーケイSM10(DGツアーイシュー)
58度:テーラーメイド MG5(DGツアーイシュー)
PT:オデッセイ ホワイトホットOG #7CH
BALL:テーラーメイド TP5x