<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 事前情報◇1日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)>
大会会長が練習台!? 選手会主催の今大会で大会会長を務める阿久津未来也が、女子プロの村田理沙をキャディに起用する。阿久津は昨年の「ミズノオープン」で女子プロの田辺ひかりをキャディに起用して優勝。二匹目のどじょう狙いかと思いきや、前回とは事情が違うようで…。
「僕が女子プロをキャディにするということは…って思ってるかもしれないですけど、今回は僕がお願いしたんじゃなくて、彼女からお願いされたんです」。阿久津はキャディの話題になると、こう言って説明を始めた。
きっかけは2人に加えて原英莉花がいずれもTSIグルーヴアンドスポーツとウェア契約を結んでいることにあった。「昨年末に毎年恒例のTSIのイベントがあって、そのパーティでみんなで話をしていたんです。そこで村田が原ちゃんのキャディをやってみたいという話になって…」。
村田は2019年に現在のエプソン・ツアーに当たるフューチャーズツアーでプレー。LPGAを目指したがかなわなかった。それだけに同じルートでLPGA昇格を果たした原のキャディをしてみたいという気持ちは理解できる。
ただし、村田はキャディ未経験。「いきなりアメリカは大変かもねって話になって、関係者の方から『じゃあ未来也で練習させてもらえばいいじゃん』という話が出て、そこからのきょうなんです」。言ってみれば、阿久津は練習台を引き受けたというわけだ。
村田によれば、原のキャディを務めるのは8月の米女子ツアー「スタンダード・ポートランドクラシック」。試合がない前週に渡米し、一緒に練習する予定だという。「キャディとしてでもLPGAのロープの中に入ってみたかったんです。私がお願いしてキャディをやらせてもらうのに、原ちゃんは『いいんですか、お願いします』って言ってくれました」。
村田は続けて「アメリカでは担がなきゃいけないので、今週も担ぐんですけど、未来也さんはやさしいのでバッグを軽くしてくれて、ほとんど何も入っていません」と話し、2人の協力に感謝した。
現在、ステップ・アップツアーが主戦場の村田にとっては、男子ツアー、米女子ツアーでのキャディ経験で何かきっかけをつかみたいところ。8月も楽しみだが、まずは今週、地元・栃木での優勝を狙う阿久津のプレーと村田のキャディぶりに注目だ。(文・田中宏治)
