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PGAツアーで学んだパンチが入らない“新グリップ” 木下稜介、クロウはじめました

木下稜介がクロウグリップを投入! 感触は?

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2026年2月27日 07時02分

<ニュージーランドオープン 初日◇26日◇ミルブルック・ゴルフリゾート(ニュージーランド)◇コロネットC(6936ヤード・パー71)、リマーカブルC(6784ヤード・パー71)>

日本ゴルフツアー機構(JGTO)とパートナーシップを結ぶアジアンツアーと豪州ツアーの共催大会「ニュージーランドオープン」。日本ツアー勢にも出場枠が与えられ、今年で5度目の出場となる木下稜介は、国内開幕前の参戦をルーティンとしている。

【写真】青木瀬令奈が実践! クロウグリップ打ちの効果って?

開幕前の練習グリーンでは、新たなパッティンググリップを試していた。「いま試しています。堀川(未来夢)先生があまりにも入るので。それに海外では順手が少ない。今週試してみようかと」。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)も採用する“クロウグリップ”に挑戦している。

「パンチが入らないですよね。(ショットと同じように)順手だと右手が悪さをするときがあるんです。右手を殺せるので安定してストロークできますし、手先ではなく胸もしっかり動かせます」とメリットを挙げる。左手はぎゅっと握るのではなく、グリップを固定できる強さで握り、右手は人差し指と中指を伸ばして添える程度。これならアマチュアにもできそうだ。

この日は早速新グリップを“実戦投入”。スコアは3バーディ・ボギーなしの「68」で、暫定15位タイにつけた。「前半のコンディションを考えたら上出来です。こんなに荒れたニュージーランドは初めてです」。雨の影響でスタートは3時間遅れ、プレー中は気温が下がり強い雨風にも見舞われたが、対応力を示した。

この日光ったのはショット力だった。「オフにドローの曲がり幅を小さく、ストレートに近い球筋に変えました。それが良かったですし、自信になりました」。風雨をモノともせずにパーオン率は100%。3つのパー5できっちり3バーディ奪い、スコアを作った。

一方、クロウグリップで臨んだパットは「イマイチ決まりませんでした」と表情は曇る。雨で例年よりグリーンが重く、「タッチがつかめず、ほとんどショートでしたね。きのうはフィーリングが良くて期待したんですけど…。あす以降またグリーンが速くなると思うので、もう少し試してみようかと思います」と、継続を示唆した。

過去4度の出場で予選落ちはなく、2020年の9位タイが最高。ここ3年は20位~40位台と上位に絡めていない。自信を深めたショット力に新グリップがかみ合えば、優勝争いも夢ではない。(文・小高拓)

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