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高い球は“ヘッドを出す素振り”で意識づけ 来月マスターズに挑む片岡尚之が今季初戦で9位

新スイングに着手している片岡尚之。素振りを繰り返してマスターズに挑む。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2026年3月2日 07時02分

<ニュージーランドオープン 最終日◇1日◇ミルブルック・ゴルフリゾート(ニュージーランド)◇6961ヤード・パー71>

4月にメジャーの「マスターズ」に出場する片岡尚之は、スイング改造に着手して迎えた今季初戦は9位に入った。

【写真】クラブをくるくる 片岡尚之の入念素振り

首位と6打差の9位タイから出たこの日、2番で試練が訪れる。ティショットを左に曲げて深いラフのエリアに着弾。ボールは深く埋まっていた。競技委員を呼んだが「そのまま打て」と、20~30ヤード飛ばすのがやっとで左のラフへ。3打目は3メートルほどに寄せたが、カップに蹴られてボギーを喫した。

前日は2番で3メートルのパーパットを沈めて「67」のラウンドにつなげたが、「きょうはボギーを打って流れが悪くなりました」と4番、5番で連続ボギー。6番で取り返したが、13番では3パットのボギーで順位を落とした。

気持ちが沈みかけたが、キャディから「14番からは全部フォローで、パー5も2つある。全ホール獲れます」と声をかけられて奮起。14番から4連続バーディで息を吹き返して、トップ10入りとなる単独9位。「初めてのコースでこの結果は自信になりますね」と話す。

今オフは「マスターズ」を意識したこともあり、高い球を打つべくスイングを変えている。今週はほぼ毎ショット、素振りでその動きを確認していた。インパクト付近でヘッドが手元を追い越すように、クラブをくるくる回すようにしている。

「僕は(インパクトで)手が前に出るクセがあるので、リリースをしっかりしてヘッドを出せるようにしています。自然と球は高くなりますし、ヘッドスピードも上がるようになります」。素振りでは手元ではなく、ヘッドが出る意識を強めている。

いきなりの実戦で「まだできていませんね。特にアイアンは」と納得のいくショットは少ない。それでも「一日素振りをやっていたので、これをずっと続ければいつか手が出なくなると思います」と根気強く続けていくつもりだ。

次週、ニュージーランドでの豪州と日本の共催大会に出場してから帰国する。「スイング的にはいまのことをやり続ける。あとは小技をもっと磨いていきたい」。国内で調整を進めてから、少し早めに渡米。マスターズ開幕前週の土日にはオーガスタに乗り込む予定だ。(文・小高拓)

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