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24年賞金王・金谷拓実は超フックグリップ&地面反力で飛んで曲がらない球を打つ!

24年賞金王・金谷拓実は超フックグリップ&地面反力で飛んで曲がらない球を打つ!

昨年、自身初の国内男子ツアーの賞金王に輝いた金谷拓実。平均ストロークや平均パ―オン率、トータルドライビングなどのスタッツも1位となる安定感抜群のゴルフを見せていた。そんな金谷のスイングを、臼井麗香のコーチを務める柳橋章徳氏に解説してもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年1月20日 17時15分

24年賞金王・金谷拓実の強さの秘密とは?
24年賞金王・金谷拓実の強さの秘密とは? (撮影:福田文平)

昨年、自身初の国内男子ツアーの賞金王に輝いた金谷拓実。平均ストロークや平均パ―オン率、トータルドライビングなどのスタッツも1位となる安定感抜群のゴルフを見せていた。そんな金谷のスイングを、臼井麗香のコーチを務める柳橋章徳氏に解説してもらった。

【連続写真】“超”フックグリップ&地面反力で飛ばす! PGA挑戦中の金谷拓実のスイングを徹底解説!

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金谷プロのスイングで特徴的なのはストロンググリップの強さ。アドレス時にはフェースがかぶっており、ずっとシャット目にスイングしています。しかし、体の回旋運動が強く、インパクト時には体を開いている。この動きにより、ヘッドを少し遅らせ、スクエアにインパクトしているのだと思います。

また、インパクトで左ヒザを一気に伸ばすことでパワーを出しているのも特徴的。体を沈みこませながらトップを作り、左ヒザを曲げたまま地面を踏み続け、インパクトで一気に左ヒザを伸ばす。普通はこれだけ動くと起き上がりなどのミスにつながりますが、金谷プロは体幹が強いのでブレはありません。

無意識だとは思いますが、フォロースルーのときに右足を背中側に少し動かし、クラブとの引き合いのバランスを取っているように見えます。一気にパワーが出るので、フォロースルーではかなり遠心力がかかっており、こういった動きを取り入れないと体が持って行かれる。体のバランスを取るのもすごく上手いですね。

今季から米国男子ツアーに挑戦する金谷拓実

今季から米国男子ツアーに挑戦する金谷拓実

■金谷拓実
かなや・たくみ/1998年生まれ、広島県出身。2024年は初の賞金王を獲得。昨年12月のQTを3位で突破して、今季は米国男子ツアーを主戦場に戦っている。SOMPOひまわり生命所属。

■柳橋章徳
やぎはし・あきのり/1985年生まれ、茨城県出身。競合・中央学院大学ゴルフ部ではレギュラーとして活躍。PGAティーチングプロA級の資格を取得し、男女のトッププロを指導。現在は臼井麗香のコーチを務める。

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