「アプローチが下手な人は左に置き過ぎ」 “片山晋呉流”オープンスタンス時のボール位置チェック法とは?
「アプローチが下手な人は、大体ボールを左に置きすぎている」という片山晋呉。特にオープンスタンスで構えている人は、自分が思ったよりもボール位置が左にズレていることがある。
配信日時:2024年9月17日 07時06分
レギュラーツアーで31勝を挙げ、5度の賞金王に輝いた片山晋呉は、「アプローチが下手な人は、大体ボールを左に置き過ぎている」という。特にオープンスタンスで構えている人は、自分が思ったよりもボール位置が左にズレていることがある。そんなアプローチ時に役立つチェック法を片山に教えてもらおう。
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アプローチはスタンスをオープンに構えることもあって、左にボールを置き過ぎている人を多く見かけます。高く上げるロブショットは別として、アプローチの名手にボール位置が左の人はいません。
それを踏まえると写真のAとBのアドレスはどちらがミスをしにくいと思いますか? 確認する方法は簡単。カカトを支点に、ツマ先を正面に向けてみてください。このくらいのスタンス幅なら、ボールは左足の内側が正解。答えはBです。それで僕が基準としている左耳の付け根の下にボールが来ます。
反対に左足内側に置いたつもりでも、ツマ先を正面に向けたとき、ボールが外側にある人は左に置き過ぎ。ヘッドがボールに届かないのでトップもダフリも出ます。正しく構えるには今と逆の動きをすればいい。足をそろえて真ん中にボールを置き、カカトを支点にツマ先をオープンにします。左右同じだけ足を広げればミスをしにくいアドレスの完成です。
■片山晋呉
かたやま・しんご/1973年1月生まれ、茨城県出身。身長171センチで飛距離は出る方ではないが、卓越したゴルフ理論を武器にレギュラーツアーで通算31勝を挙げて永久シードを獲得し、5度の賞金王に輝いた。2020年に開設したYouTubeチャンネルでは独自のゴルフ理論が人気を博している。イーグルポイントゴルフクラブ所属。
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