ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

「朝イチは15メートルのロングパットを練習すべき」 ツアー3勝プロが教える一般営業グリーンの距離感の合わせ方

プロのマネをしてストロークしても、なぜかうまくいかない。その理由はグリーンが違うから。一般営業の重いグリーンで打つコツを国内男子ツアー3勝の日下部光隆が教える。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年6月18日 11時15分

優勝した選手のパッティングスタイルやルーティーンは真似したくなる。しかし、アマチュアがプレーするグリーンはプロの試合とは全く別モノ。今回はパットの名手として活躍した日下部光隆に一般営業のグリーンを攻略するための朝練を教えてもらった。

【写真】15メートルのタッチを合わせるには重いグリーン専用の打ち方で!

◇ ◇ ◇

高速グリーンでは「打ち過ぎない」ために2メートル前後の距離感をチェックすることも大切ですが、一般営業のグリーンでは「しっかり打つ」ためにも15メートルを練習した方が距離感をつかみやすくなります。重いグリーンで一番意味がないのはカップに入れる練習です。カップに入ってしまうと打った距離が分かりません。

15メートルの練習をするときもパターカバーやティをターゲットにしてください。15メートルを練習しておけば10メートル、5メートルの距離に合わせることもできます。逆に練習グリーンで5メートルしか打っていないのに、コースに出て15メートルの距離感は出せません。

練習方法としては1球目で15メートルから1メートルオーバーを狙います。2球目は1メートルショート。そして3球目で15メートルピッタリを狙いましょう。プラスマイナス1メートルを打ち分けることで距離感とストロークが合ってきます。

15メートルは決して簡単ではありませんが、オープンスタンスで打つと距離感を合わせやすい。最初は胸をターゲットに向けた半身の姿勢で素振りをするのも効果的です。アドレスでは左足を引いてオープンスタンスで打つと、視界的にも距離感を出しやすく手元もスムーズに動いてくれます。

■日下部光隆
くさかべ・みつたか/1968年生まれ、神奈川県出身。ショートゲーム、パッティングを武器にレギュラーツアー通算3勝。2007年にゴルフレッスンスタジオ「WASS」をオープン。ツアープロが一般アマチュアにレッスンする先駆け的存在となった。

◇ ◇ ◇

実際、一番飛ぶドライバーってどれなの? 関連記事『どのドライバーが本当に飛ぶのか? リアルな飛距離ランキング【禁断のロボット試打】』でトップ5を公開中!

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト