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31種のボールをプロが徹底試打&評価 スピン系とディスタンス系で“コロがり”も打感の“重さ”も真逆の結果に!

「飛んで止まる」という二律背反の性能を備えつつある最新ゴルフボール。自分に合ったボールを選ぶことはスコアアップにおいて重要だ。ウレタンカバーのいわゆる“スピン系”、アイオノマーカバーの“ディスタンス系”に加え、ルール非適合の“非公認”も合わせた全31モデルの実力を診断。今回は、パターにおける評価を紹介する。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年4月2日 11時30分

パターで重要なのはフィーリング。自分のイメージとコロがりが一致することが大事だ。今回は、プロゴルファーの海老原秀聡が31種のボールを打った感触の重さとコロがりを、5段階で数値化してくれた。

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パターに関しては、ショットのような弾道データを取りにくく、フィーリングが重要ということもあり、海老原に試打してもらって感覚を数値化した。テスト方法は、海老原のマイパターであるオデッセイ『ホワイトホット BLACK ONE』を使って、3メートルのパターマットで打球数を決めずに比較しながら納得のいくまで打ってもらった。海老原が重視したのは打感とコロがり。打感はインパクト時の音や感触から感じる「重さ」を5段階で評価した。

「打感は好みもありますが、パッティングのタッチを出す上でとても重要な要素です。ある程度“重い”方がボールをコントロールできると感じて好むプロが多いので、スピン系は重い傾向にありますね」と話すように、最も重い「5」の評価をしたのがダンロップ『スリクソン ZスターXV』やテーラーメイド『TP5x』といったウレタンカバーの“スピン系”モデル5種だ。平均しても「3.72」と重めであることが分かる。一方で本間ゴルフ『D-1』やキャスコ『キラMAX』は最も軽い「1」の評価。アイオノマーカバーの“ディスタンス系”を平均しても「2.09」と軽めの打感になっている。

もう1つの「コロがり」はボールの初速やコロがるスピードをやはり5段階で数値化したもの。

「数値が大きい方が小さな力で飛ばせて、ショートしがちなアマチュアにはメリットもありますが、距離感の不確定要素にもなり得ます。繊細なコントロールはゆっくりコロがる方が有利。これも好みですが、パター巧者を目指すなら個人的にはコロがり過ぎないボールがオススメです」。

今回の試打で、最もゆっくりコロがると評価されたのが、ブリヂストン『ツアーB XS』やテーラーメイド『TP5』など4種類。同メーカーの中でも、打感がよりソフトのモデルのコロがりがゆっくりになるという傾向も見られた。一方、ディスタンス系の本間ゴルフ『D-1』、ダンロップ『スリクソン XmaX』など4種が最もコロがる「5」という評価となっている。

なお、ルール非適合の“非公認”ボール2種は、最も打感が軽い「1」、最もコロがる「5」と評価された。

【試打検証したボール31モデル】※順不同
ブリヂストン:『ツアーB X』『ツアーB XS』『ツアーB JGR』『プリセプトPR1』
ダンロップ:『スリクソン Zスター』『スリクソン ZスターXV』『スリクソン Zスター◆』『ロイヤルマックスフライ赤』『ロイヤルマックスフライ黒』『スリクソン XmaX』『ゼクシオハイパーRD』
キャロウェイ:『クロムソフト』『クロムツアー』『クロムツアーX』
テーラーメイド:『TP5』『TP5x』
ミズノ:『Mizuno Pro S』『Mizuno Pro X』
本間ゴルフ:『TW-S』『TW-X』『D-1』
プロギア:『RSスピン』『PRGR プレミアム』『ソフトディスタンス』『スーパーegg』
キャスコ:『キャスコロイヤル3』『キラMAX』『キラダイヤモンド』『ゼウスインパクト』
ゴルフパートナー:『ネクスジェン ツアースペック』『ネクスジェン Dスペック』

解説・試打:海老原秀聡
えびはら・ひであき/1990年生まれ。2012年にプロ入り。試打経験豊富で、繊細な感覚を言語化できる。「GOLF&FITNESS POINT 芝浦」でレッスン活動を行っている。

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