現在開催中の「TOTOジャパンクラシック」。2日目に7バーディ・ボギーなしのラウンドで上位に浮上した原英莉花のセッティングを練習日に撮影。本人にクラブ選びのポイントを教えてもらった。
◇ ◇ ◇
契約フリーながらも、キャロウェイで統一された原のセッティング。特に目を引くのは『Xプロトタイプ S15C』だ。S15Cという軟鉄の中でもソフトな素材を使用し、5番がキャビティ、6番と7番はハーフキャビティ、8番以下はマッスルバックというトリプルコンボ。日本の直営4店とオンラインストアのみ販売されるも即完売したモデルのため、なかなかお目にかかれないが、どこを気に入っているのか?
「アメリカの芝は日本よりもペタっとしています。日本だったら浮いているけど、アメリカだと思ったよりも地面とボールに隙間がありません。そこに対応しやすいものをと最近替えました。下の番手はマッスルで操作性がいいですね。曲げることはもちろん、真っすぐのイメージも出しやすいと感じています。また、上の番手は高さが勝手に出てくれるところが気に入っています」
原といえば、ダイナミックなスイングが魅力だが、意外なことにアイアンもウェッジもUSTマミヤの『アッタスFF 95』というカーボンシャフトを使っている。
「ウェッジがいいから、アイアンも同じものにしたという感じですね。スチールシャフトはステップによってしなっていると感じますが、カーボンは全体的に丸くしなってくれる感じがする。いい具合にタメができますね」
なお、練習日での撮影時点では『エリート ◆◆◆』ドライバーを使用していたが、本戦からは『クアンタム ◆◆◆』にスイッチしている。ドライバー選びで大切にしていることは?
「顔の良さと、音ですね。自分の思った通りに球が出てくれるかも大切にしています。勝手にポンと飛んで行くものだと、スイングしていて『?』となってしまうことがあるので、ある程度自分で打っていけるモデルを選んでいます」
米ツアー初優勝に向けて好位置で決勝ラウンドへ。原のこだわり抜いたギアで戦う姿に注目だ。
【原英莉花のクラブセッティング】※11月3日撮影時点
1W:キャロウェイ エリート ◆◆◆(8.5度/ベンタス ブルー 5S)→初日からキャロウェイ『クアンタム ◆◆◆(8.5度)』に変更
3W:キャロウェイ エリート ◆◆◆(15度/ベンタス ブルー 6S)→初日からキャロウェイ『クアンタム MAX(15度)』に変更
5W:キャロウェイ エリート ◆◆◆(18度/ベンタス ブルー 7S)
4U:キャロウェイ エリート MAXFAST(21度/ベンタス HB ブルー 8S)
5I~P:キャロウェイ Xプロトタイプ S15C(アッタスFF 95)
50,56,58:キャロウェイ オーパス(アッタスFF 95)
Pt:トゥーロン プロトタイプ→初日から オデッセイ『Ai-ONE MILLED ROSSIE V T』
Ball:キャロウェイ クロムツアープロトタイプ
