ミズノ＆ブリヂストン＆ロイコレシリーズ

やさしくスピンがかかり
ソールの抜けが良いセミオートマタイプ
ミズノ、ブリヂストン、ロイヤルコレクションの最新モデルに共通するのが、極端な幅広ソールやハイバンスではないのにスクエアに構えてダウンブローに打っても刃が刺さらず、ソールがスパッと抜けてスピンがかかること。また、セミオートマタイプで、ある程度フェースを開いて打てる。

ミズノ：Mizuno Pro T-1（タイプC：セミオートマ）

【試打感想】
見た目以上にヒール側のバンスが利いていて、ダフリのミスに強い。また、ソールの抜けが良く入射角の許容範囲が広いので、ダウンブローの度合いで球の高さやスピンを打ち分けられる。

【ソールの特徴】
トゥ・ヒールを削った三日月ソールだが、ヒール側が高くフェースを開き過ぎると跳ねやすい。

ミズノ：Mizuno Pro T-3（タイプC：セミオートマ）

【試打感想】
セミグースネックのハーフキャビティで、スイートエリアの広さが◎。ややダウンブローで打つと、ソールが地面を滑るように抜けて、距離のバラつきが少ないアプローチが打てる。

【ソールの特徴】
リーディングエッジ側と後方を削った3面ソール。幅広でソール全体のラウンド感が強い。

ブリヂストンゴルフ：BITING SPIN（タイプC：セミオートマ）

【試打感想】
リーディングエッジが真っすぐでスクエアに構えやすいデザイン。振り感が速く、スクエアから少しフェースを開いて打つと、幅広のフラットソールがスパッと抜けてスピンがかかる。

【ソールの特徴】
バンス角は12度と多めでソール幅も広め。接地面はフラットでヒール側が少し削られている。

ロイヤルコレクション：BB PLUS（タイプC：セミオートマ）

【試打感想】
スクエアに構えやすいグースネック形状。ソールの前方に入った溝の効果で入射角が変わっても刃が刺さらないし、地面の硬さに関係なくきれいに抜けて、安定してスピンがかかる。

【ソールの特徴】
バンス角もソール幅もノーマル。トゥ・ヒールの削りは少なく、前方に深くて長い溝がある。