コグニザント・ファウンダーズカップ
4パット、池ポチャから“深呼吸”で復活 西郷真央が感じた「ちょっとの成長」
西郷真央はトータル3アンダー・16位タイで決勝ラウンドへ進んだ。そのなかでは成長を感じる場面も。
配信日時: 2024年5月11日 01時30分
<コグニザント・ファウンダーズカップ 2日目◇10日◇アッパー・モントクレアCC(ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>
11番でピン手前1メートルにつけてバーディ先行。12番パー5では残り203ヤードから7番ウッドで2オンに成功しイーグルを奪った。そんな立ち上がりだった西郷真央だが、バーディチャンスを逃し続けたさきに来たのは16番のボギー。そこから流れを失った。
折り返して迎えた2番パー5でも2オンに成功した。だが、60センチほどを外して4パット。楽々バーディチャンスだったはずが、ボギーになった。「そこで気持ち的にも切れてしまった」。すると続く3番では「もったいないミス」で池につかまってダブルボギー。1アンダー・48位タイからスタートしたが前半の“貯金”もなくなり、トータルイーブンパーまで落とした。
同じような経験は3週間前にもあった。海外メジャー今季初戦「シェブロン選手権」では、後半にボギーが重なり予選落ちした。「4パットを引きずってダボが来た。シェブロンではショートパットを外してからダラダラとスコアを落として。一回深呼吸して、ゼロ(イーブン)だからリセットだと思って立て直せた。ちょっとの成長かな」。
5番でバーディを奪うと、6番パー3ではナイスセーブ。2段グリーンに対してラフからのアプローチが残ったがパーで切り抜けてガッツポーズも飛び出す。「あそこでまた落としていたら、そのあとのバーディは来なかったと思う。いいパーでした」。7番から連続バーディを奪い、トータル3アンダーまで“復活”。深呼吸からの華麗なラッシュで、「70」とアンダースコアで終えた。
「ショットだけならもっと上位にいっているような内容。このスコアになってしまったのがもったいない」。16位タイで週末へ突入したが、“あとちょっと”という感覚も残る。「ショットの感覚はすごくいい状態。あとはパターがかみ合ってくれれば。もっとスコアを伸ばせるように頑張りたい」。大爆発の予感を十分に抱かせる一日だった。(文・笠井あかり)
関連記事
知っておきたい ニュース&トピックス
- 66
【診断】手のヒラを擦る? 目を閉じてその場で足踏み? 新感覚の理論で自分に合ったアドレスを見つけよう!
2024年5月27日 (月) 09時02分
- 10
岩井明愛は今季初Vに「ホッとした」 米女子ツアー予選会に出場する可能性は…“絶妙”な言い回し
2024年5月26日 (日) 22時13分
- 8
「こんなボールは今までにない!」2人のゴルフライターが飛距離特化の『スリクソンXmaX』に驚愕した理由
2024年5月28日 (火) 03時00分
- 27
岩井明愛が逆転で今季初V 竹田麗央2位、金澤志奈は3位
2024年5月26日 (日) 05時04分
- 1
生成AIがラウンド中の疑問に回答! 人工知能がゴルフの上達を手助けしてくれる時代がやって来た
2024年5月20日 (月) 03時15分
- 1
「何をやっていたかわからない」 渋野日向子が振り返る“苦悩”の前半戦
2024年5月21日 (火) 03時00分