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「かなりショック」なダボからバウンスバック 渋野日向子はイーブンパーに「まずまず」

渋野日向子は初日「71」でプレーした。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年3月22日 08時15分

<ファーヒルズ朴セリ選手権 初日◇21日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

2番で3.5メートルを流し込み渋野日向子はバーディを先行させたが、5番ではトラブルを迎えた。右ラフからの2打目がガードバンカーにつかまると、乗らず、寄らず、入らずで4オン・2パットのダブルボギー。「かなりショックだった」という序盤だったが、立て直しは早かった。

スタート前に密着! 渋野日向子のドライバー練習【動画】

「そんなに引きずることはなかった。ホール数もあったし、7番(パー5)もあったし」。実測127ヤードの6番パー3で手前2.5メートルにつけてひとつ戻すと、459ヤードの7番パー5では2打目をグリーン手前に運んで連続バーディを奪取。バウンスバックで、“借金”はすぐに帳消しにした。

1アンダーで折り返すと、後半は25ヤードの激しい打ち下ろしの13番パー3でボギー。終盤はチャンスにつけるも、なかなか決めきれなかった。18番では4メートルのバーディパットがカップ右をかすめた。「パー5で獲りきれなかったのがもったいないかな。最後も決めたかったパットではあった。なんとかアンダーで回りたかったけれど、回り切れずだった」と肩を落とすが、それでもイーブンパーのラウンドには「まずまずのスタートができたかなと思う」と前向きな言葉で振り返る。

同コースでの昨年大会はトータル6アンダー・17位タイに入ったが、ルーキーイヤーだった22年大会ではポアナ芝のグリーンに苦戦し予選落ちに終わった。だが、この日は28パットにまとめ、グリーンを攻略。「早いスタートだったからグリーンがきれいだったし、自分の打ちたいところに打ち切るということにフォーカスしてできたと思う」と、この好感触はあすも継続していきたいところだ。

辻村明志コーチに指導を受け、新たな取り組みとともに今シーズンを迎えている。これが今季3試合目。「ここ2試合よりはまだ良かったかなという部分はあったので、しっかり自分のやるべきことをあしたも頑張りたい」。69位タイだったタイ、予選落ちだった中国からの反省をこのロサンゼルスで生かしながら、「パー5で獲りたい、パーオン率を上げていきたい」ということをポイントに掲げて上を見ていく。

「(きょう)伸ばしたかったけれど、あしたがどれだけ穏やかな気候かわからないから、頑張ります」。3時50分起床だった一日に「眠い(笑)」と冗談めかしながら、午後0時11分スタート(日本時間翌午前4時11分)の2日目を見据えた。

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