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「チャンピオンだけの大会は面白い」 古江彩佳が初出場の米開幕戦で感じたこと

古江彩佳の23年初戦はトータル1アンダー・18位タイ。試合勘に課題を残して、次戦は1カ月後の「ホンダLPGAタイランド」に出場する。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年1月23日 07時28分

<ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日◇22日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6608ヤード・パー72>
 
過去2年間の優勝者29人が出場する今季開幕戦に初めて出場した古江彩佳は、最終日に2バーディ・3ボギーの「73」と落とし、トータル1アンダー・18位タイで4日間を終えた。

昨年7月に「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」を制し権利を得た大会では、3日目、最終日と1つずつスコアを落としたがアンダーパーで回り切った。「ゴルフの調子自体は悪くないし、久しぶりの大会で徐々に感覚もつかめました」。4日間通じてショットはまとまっており、ここからさらに細かいフィーリングを合わせていくことになる。
 
感じたのは、「ところどころ怖がってミスが出てしまう」という試合勘の部分。特にアプローチには違和感があるようで、「グリーン周りに苦しめられた」と今回の反省点を話す。短いオフだったとはいえ、実戦から1カ月離れていたブランクを埋めきることはできなかった。
 
今大会は、プロと招待されたセレブたちが一緒に回るプロアマ形式で行われた。これには「楽しかった。いつもと違う雰囲気」と好感触。さらに「チャンピオンだけの大会は面白い。これからも出ていきたい」と、ここが毎年の試合初めになることを希望する。4日間では元メジャーリーガーのロジャー・クレメンス氏らとラウンド。「スポーツ選手はやっぱり飛ぶなと思いました」と、他競技のアスリートとの時間もいい経験になったようだ。
 
次戦は2月23日開幕の「ホンダLPGAタイランド」で、そこから始まるアジアシリーズを2試合戦うスケジュールを組む。ここからはいったん日本に戻り、再び国内で調整の日々を送っていく。今回の結果を受け挙げた課題は「グリーン周りの練習」。さらに感覚を研ぎ澄まし、東南アジアへと乗り込む。(文・間宮輝憲)

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