ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

西郷真央と岩井明愛がトップ10入り “聖地”で得た手応え「メジャー優勝は遠くない」【全英女子OPプレーバック】

昨年はゴルフの聖地・セント・アンドリュースを舞台に行われ、過去最多となる19人の日本勢が出場した。その戦いを振り返る。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月31日 07時00分

<AIG女子オープン 事前情報◇31日◇ロイヤル・ポースコールGC(ウェールズ)◇6748ヤード・パー72>

今年で49回目を迎える「全英女子オープン」が、7月31日に幕を開ける。初のウェールズ開催となる今大会には、日本勢17人が出場予定。昨年はゴルフの聖地セント・アンドリュースを舞台に行われ、過去最多となる19人の日本人選手が出場した。その戦いを振り返る。

【写真】コースのすぐ横はビーチ 今年の舞台が美しい!

ゴルファー憧れの地で、楽しみながら練習ラウンドを重ねる選手たち。名物スウィルカン・ブリッジで記念撮影をする姿も見られた。だが、“一日に四季がある”と言われる英国特有の天気は選手を翻弄(ほんろう)。午前は晴天、午後は荒天、その逆もしかり。スタート時間にも左右されるという、運の要素を持ち合わせていた。

そんな厳しい予選ラウンドを突破した日本勢は9人。米ツアー参戦組からは4人が通過したが、2019年大会覇者の渋野日向子らは無念の予選落ちを喫した。日本ツアー組では、海外メジャー初参戦の佐久間朱莉や大里桃子ら5人が決勝に駒を進めた。

3日目終了時点で日本勢最上位につけていたのは、当時ツアールーキーだった西郷真央。首位と5打差の10位につけていた。リーダーボードの頂点には、日本ツアーを主戦場とする申ジエ(韓国)の名前があった。

迎えた最終日。この日も強風に加え、冷たい雨が降りしきる中でのスタートとなった。日本勢トップで臨んだ西郷だったが、序盤からトラブルに見舞われる。2番ホールのティショットを右のブッシュに打ち込み、ロストボール。痛恨のダブルボギーを叩いた。逆転優勝を狙う立場としては大きな出遅れだった。その後は4つのバーディを奪ったものの、再びボギーを重ねてスコアはイーブンパー「72」。それでも厳しいコンディションの中で耐え抜いき、7位タイに順位を上げて大会を終えた。

優勝を狙っていただけに悔しさは残ったが、「メジャー優勝の壁は、遠くに感じてはいない」と、確かな手応えを語っていた。

一方、日本ツアーを主戦場としていた岩井明愛も健闘を見せる。ネリー・コルダやリリア・ブ(ともに米国)といった上位選手たちがスコアを伸ばしあぐねる中、岩井は5バーディ・2ボギーの「69」とスコアを伸ばし、西郷と同じ7位に入った。自身の海外メジャー最高位となり、「いずれトップ選手になれたらなと思います」と目を輝かせていた。

あれから1年。西郷は今季の海外メジャー「シェブロン選手権」でツアー初優勝を成し遂げ、明愛はツアールーキーながらすでに2度の2位を記録するなど、それぞれが目覚ましい進化を遂げている。昨年のセント・アンドリュースでの戦いが、その足がかりとなったことは間違いない。

西郷、岩井以外にも、すでにツアー2勝を挙げている竹田麗央、同1勝の岩井千怜、今季トップ10入り6度の山下美夢有らルーキーたちも虎視眈々と頂点を見据える。先週に5試合ぶりの予選通過を果たした渋野、リンクスを得意とする古江彩佳らのプレーも見逃せない。日本ツアー主戦場組を含めた17人のなでしこが、今年も欧州で躍動するか。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト