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ターフがメジャーで戦うバロメーターに? 畑岡奈紗が同組の飛ばし屋から得た“気づき”

ターフがメジャーで戦うバロメーターに? 畑岡奈紗が同組の飛ばし屋から得た“気づき”

配信日時:2022年6月20日 09時30分

マイヤーLPGAクラシック 最終日◇19日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6556ヤード・パー72>

畑岡奈紗は4バーディ・2ボギーと2つ伸ばしてのフィニッシュ。ただバーディ合戦についていけなかった4日間については、「ショットでチャンスが多かったなか、パットでそれをものにできなかったのが悔しい」と振り返る。トータルスコアは7アンダーで49位タイ。この反省をもとに次戦のメジャー大会「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に向けて修正に入る。

米女子ツアーNo.1飛ばし屋のスイングをスローで見てみよう【動画】

2019年に2位になっているコースで、開幕前には「1日最低5個(アンダー)は獲らないと」と優勝争いのラインを設定していたが実らず。「1つ、2つのボギーは仕方ないけど、ノーチャンスだったのは残念」。特に4日間のうち3日間で30回台だったパターや、なかなかいい位置につけられなかったグリーン周りの小技を悔やんだ。

それでも前日まで課題に挙げていたアイアンでのスピンコントロール、そして番手間の距離を合わせるという部分には改善がみられる18ホールだった。特に最終日を同組で回ったビアンカ・パグダンカナン(タイ)が見せたプレーは、今後の1つの指標になりそうだ。

この選手は細身ながら、今大会前までのドライビングディスタンスは274.640ヤードでツアー5位につける飛ばし屋。「距離が出るビアンカのスイングを見て、『しっかり上からクラブが入っているな』ってすごく思った。パー3のティショットでもターフが取れるくらい、しっかり上から入れないとスピンが安定しない」。自身のプレーを振り返ると、中盤以降はターフが取れず、当たりが薄いと感じられることもあった。ここのコントロールはメジャーセッティングのグリーン上でボールを止めるために不可欠な部分とあって、より意識していくつもりだ。

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