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【小川淳子の女子ツアーリポート “光と影”】国内開幕戦を見て思ったこと

【小川淳子の女子ツアーリポート “光と影”】国内開幕戦を見て思ったこと

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年3月6日 19時41分

いつでもどこでも好きなときに撮影し、被写体には何の断りもなく、何でもかんでもSNSにアップデートする風潮に、全面的に賛成するわけではない。撮影されない権利も大切にするべきだ。しかし、プロスポーツは興行としてこそ成立する以上、これまでのままでいいはずはない。


国内バスケットボールのBリーグではホームページに、「試合中の写真撮影および15秒以内の動画撮影は個人での利用を目的とした場合に限り可能です」と明記されている。激しいプレーのスポーツと、"静"の部分が多いゴルフを同じように考えることはできないが、ファンサービスの方法はいくらでもあるはずだ。

“ファンファースト”意識の不足は、こんなところにも顕著に表れている。男女を問わず日本の選手の多くが、優勝スピーチで「○○(スポンサー)様、△△ゴルフクラブのみなさま、ボランティア様、そしてファンの皆様、ありがとうございました」とコメントする。違うだろ! 〇〇よりも△△よりも、最初に礼をいうべきはファンのはず。仕事でも何でもないのにプレーが見たい、選手が見たいという気持ちで時間とお金を使い、コースに足を運んでくれた人によって会場の雰囲気はつくられる。テレビを見てくれている人も同じ。それをとにかく大事にしないことには、興行性など上がらない。ツアーや先輩プロから代々伝わるあいさつこそが、「賞金を出してくれるスポンサーこそ一番大事」という意識を表面化させている。

ツアー関係者、そしてスポンサーの中にも勘違いする人間は想像以上に多いが、見てくれるファンがいるからこそスポンサーもつく。これを決して忘れてはならない。

試合数が戻らず危機感を抱く男子ツアーだけでなく、今は試合が多く人気もある女子ツアーも、20年後の姿を決めるのは“ファンファースト”をどこまで徹底できるかにかかっている。(小川淳子)

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