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金谷拓実は欧州Vの中島啓太に「たくましくなったな」 ライバルの優勝よりうらやましかったことも告白?

日欧共催大会に参戦する金谷拓実は、“平常心”をポイントに挙げた。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2024年4月24日 17時09分

<ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 事前情報◇24日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

国内男子ツアー初戦となる「東建ホームメイトカップ」を制した金谷拓実が御殿場入り。日本ゴルフツアー機構(JGTO)とDPワールド(欧州)ツアーによる注目の共催試合だが、いつも通り淡々と試合に臨む構えだ。

きょ、恐竜だー!【写真】

この御殿場は2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」でツアー4人目となるアマチュアVを達成した思い出の地。特別な感情があるかと思いきや「どの試合でもやることは変わらない。とにかく1ホールづつ頑張っていきたいなと思います」と金谷らしいクールなコメント。地道に目の前の一打に集中していけば、おのずと勝利を手繰り寄せられる。そのスタンスは今年も健在だ。

同世代のライバルとしてしのぎを削ってきた中島啓太が3月の「ヒーローインディアンオープン」で欧州ツアー初Vを達成。「たくましくなったな」とライバルの活躍に目を細めた。

ただ、欧州優勝よりも読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ戦で中島が始球式を行ったことの方が気になったようで「啓太が始球式しているのを見て、僕もグローブを買っちゃいました」とちょっぴりうらやましそうな表情を見せた。

オフにアイアンの左へのミスを消す対策を継続してきたことが功を奏し、開幕戦で優勝。「そういうミスが少なくなれば、もっといいプレーができる。いい準備をしてこれたかなと思います」といい形で国内2戦目へ乗り込む。欧州ツアーでは過去半年の内に3人の日本人優勝者が誕生しており、金谷も…。と考えてしまうが「そこは優勝してから考えたい」。焦らず、自分のペースで世界への道を切り開いていく。(文・齊藤啓介)

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